ペンと彼 / そらちぃ ページ27
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カチャカチャとドアの開いている部屋から聞こえる音。
なんの音かと近くに見に行くと机に向かうAの姿。
「何してんの？」
あ「んー勉強ー」
そう答えた彼女の手には変な持ち方をされているシャーペン。
「いつもそんな持ち方で書いてるの？」
あ「んーん、ペン回しできないかなーって」
どうやら先程の物音はペン回しをしていて彼女の手から滑り落ちたシャーペンの音だったらしい。
「成程ねぇ…」
あ「ん？何が？」
「ペン回しできないんだ」
あ「できない」
ほら、と回転しながら指の間をすり抜けて机へ落ちるシャーペン。
「下手くそ、笑」
あ「は、うざ笑 じゃあそらやってみてよ」
彼女の手からシャーペンを受け取り軽くペン回しをすれば驚いた顔を向けられる。
あ「そう、そうなるんだよねー、すごい」
ありがと、と言おうとしたら
あ「まあでもそらは授業真面目に聞いてなさそうだしできて当然かー笑」
バカにされた。
「なんだとーばかAー」
あ「ばかはそらでしょー。てか教えてよペン回し」
「勉強しろ、勉強」
あ「やだーそらがペン回し教えてくれないならエイちゃんにLINEでそらのツイッターハッカーしてもらうように頼むから」
「なんか出来そうで怖いから教えます、はい」
彼女の手の上から自分の手を被せてシャーペンを持たせる。
「こうやって持つとこからだね」
あ「…」
さっきから何を言っても反応しない彼女。
「ねえ、聞いてる？」
すぐ近くの顔を覗き込めば一瞬目を見開いてすぐに目を逸らす。
「顔赤いんだけど」
あ「だって…近い…」
珍しく照れている彼女は俺を少し遠ざけようとする。
「珍しく照れてるー笑」
あ「て、照れてないし！！」
俺の手を払った彼女は
あ「もうペン回しやーんない！」
そう吐き捨ててダッシュしていった。
「なんだあれ？」
少し不思議な気持ちになりつつ、彼女のシャーペンをもう一度回した。
ーーー
なんかよくわからなくなってしまいました。すみませんんんん＞＜
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らぴまる 。(プロフ) - ミツさん» わあ〜！恐縮です＞＜ ありがとうございます！これからもミツ様含め、すべての読者様にご満足いただけるような作品作りが出来るように頑張ります！ (2017年5月10日 23時) (
レス) id: 68c41e6b9c (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - コメント失礼します、お話読んでとってもきゅんきゅんしました…！更新頑張ってください…！ (2017年5月10日 16時) (レス) id: 49261320bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぴまる。 | 作成日時：2017年4月23日 11時
