12.警戒 ページ13
たこ焼きが熱いので放置しながら風を感じる。
涼しくて気持ちいい。
颯くんまだかな。
と思っていると謎の三人組。
｢やっぱり可愛い子多いな！｣
｢でもナンパ成功しねえなあ｣
どこの人だろうか。
学ランに金髪、茶髪…だ。
話したくないな。
と思いながらしばらく眺めていると、
｢ん？お姉さん一人か？｣
声をかけられた。
ここで人見知りが発動する。
｢うあ…今…は…一人…です…｣
自分でも言えているのかわからない。
｢お姉さん可愛いしさあ、一緒にまわらない？｣
｢いえ…人…待ってる…ので…｣
｢でもさっきから一人じゃん？｣
いつから気づいていた…？
警戒度がどんどん上がっていく。
｢来てくれないの？｣
｢すみません…｣
これで解放されると思ったら
｢じゃあ無理やり連れていくか。｣
耳を疑うような言葉。
腕を掴まれ強い力でさらに人気のないところへ連れていかれる。
本当に文化祭かと思う。
｢あの、やめてくだ…｣
｢背は低いけど胸はでかいなあ｣
気持ち悪い。こいつらはだめだ。
頭ではわかっていても体は全く動かない。
足が震える。でも涙は出ない。大きな声も出ない。
｢抵抗しないの？じゃあ触ってもいいよな。｣
意味のわからない解釈と共にシャツのボタンを開けられる。
｢やめて…くださ…い｣
両腕を掴まれているので抵抗できず、壁に押し付けられて逃げることもできない。
嬉しくない壁ドンだ。
やめてほしいと言ってもやめてもらえるわけもなく、まず首筋を舐められた。
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薊 - 瀬央さん» コメントありがとうございます！わくわくしていただけて良かったです…！ (2018年11月4日 23時) (
レス) id: 02884e4a0f (このIDを非表示/違反報告)
薊 - airさん» コメントありがとうございます！続編は今のところはないですね… (2018年11月4日 23時) (レス) id: 02884e4a0f (このIDを非表示/違反報告)
瀬央 - 最後まで一気に読みました！とってもわくわくしました！ (2018年10月28日 21時) (レス) id: 73beee53e0 (このIDを非表示/違反報告)
air(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れさまでした( ﾉ^ω^)ﾉあの、続編の予定とかないでしょうか…？ (2018年10月28日 10時) (レス) id: e5f7ae3945 (このIDを非表示/違反報告)
薊 - airさん» コメント、お気に入りありがとうございます…！頑張ります…これからもよろしくお願いします！ (2018年10月19日 23時) (レス) id: 02884e4a0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薊 | 作成日時：2018年3月4日 1時
