【CS】憤懣故に鬼と堕つ【誰そ彼と聞かば】 (ページ11)

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【台詞】
一人称……吾(われ)
二人称……汝(なんじ)、お主(ぬし)

「吾は御創由地主神……嗚呼、そうじゃ。焚忌と名乗る神格、其の裏に在る者よ。うぅ、も、もう良いかの……？人前は好かぬ……汝は差程強うないようじゃし……で、ではな。もう吾を引き留めるでないぞ」

「嗚呼、怖い、怖い……吾を拒絶する彼(あ)の目も、吾を責め立てる彼の目も、皆を守らんと震えながら凛と座る彼の目も……今でもはっきりと憶えておる……。故に恐ろしいのじゃ……彼の子らを救えなかった己が憎いのに、同時に人の子らを恨んでしまう吾が……」

「うぁぁぁ……お日様の魅力には勝てぬ……ぐぅ…………」

「吾が弱かったばかりに彼奴が生まれた。其れに甘んじて彼奴に委ねた。全て、吾の無力が生んだ災厄じゃ。……彼の子らに、顔向けが出来ぬな……何が神じゃ、此れでは死を振り撒くだけの禍ではないか……」

「其処な小童！此れは一体何じゃ!? ……すまーとほん、とな？吾が寝ておる間に、人の子はこんなにも世を発展させたか！うむ、良きことじゃ！ ……あ……じゃが、今の吾では触れられぬのだったな……うぅ…………」

【好き】
人類、昼寝、日光浴、散歩、供物、もふもふしたもの、感謝の言葉

【嫌い】
人類(嫌いというよりは恐怖)、天災、生贄、容姿について言及されること、否定の言葉

【備考】
前述した焚忌の本来の人格。つまりは主人格であり、こちらが本来の体の持ち主であると言える。
地主神として人間に祀られ生きてきた御創由地主神は、人間と関わる中で精神的に苦痛を受け続け、現在より800年程前に人格が乖離した。その人格が焚忌である。人間と関わることを恐れた御創由地主神に代わって焚忌が表に出、それ以降御創由地主神は表面に出てきていない。ずっと、精神世界の奥底で眠っている。今度目覚めることがあるかも不明である。
上記のサンプルボイスは、仮に御創由地主神が目覚めた場合の台詞である。