大正時代でもわんだほい【プロセカ】【鬼滅の刃】

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善「え……えむちゃああああああん！！！！」


『あ、善逸くんと炭治郎くんだ！


こんにちわんだほーい！！』


炭「こんにちわんだほい！！久しぶりだな、えむ！」


善「う”ぅ……俺えむちゃんに会えなくて寂しかったよぉ」


『私も二人に会えて嬉しいよ！


ねぇねぇそのイノシシさんは二人のお友達？』


伊「イノシシさんじゃねぇ！嘴平伊之助様だ！！


お前がえぬって奴か！」


善「だぁかぁらえむちゃんだって言ってるでしょーが！！」


『鳳えむだよ！宜しく伊之助くん！！』



ほぼ強制的にだが握手をすると、伊之助は急に黙り込み好き放題腕を振られていた


その様子に炭治郎と善逸は目を丸くする



善「(あの伊之助を黙らせたって…え、嘘でしょ？


えむちゃん強すぎない？？)」


伊「……お、俺をホワホワさせんじゃねぇ！！」


『ほえ？伊之助くん暑いの？』


炭「違うぞえむ、伊之助はきっと嬉しいんだ」


伊「えぬ！お前を特別に俺様の子分にしてやる！」


『おぉ、子分！とってもわんだほいだね！』



宜しくお願いします伊之助親分！！と元気良く敬礼するえむと高笑いする伊之助を見ていた善逸は躊躇っていた


えむちゃんの方が強いって伊之助に言うべきなのかなこれ、と


するとえむは突然辺りをキョロキョロし始めた



炭「？どうしたんだえむ」


『あ…えっと、禰豆子ちゃんは此処にいるのかなって』


炭「あぁ、いるぞ！禰豆子に用か？」


『ううん！用事があるわけじゃないんだ


ただ、ちょっと心配だったから』


炭「心配？」


『…今朝ね、鬼を連れた隊士がいたって実弥くんから聞いたんだ


御館様の決断で処罰はなくなったって言ってたけど実弥くん凄い機嫌が悪いの


何かこう、ズモモモモモ〜って感じで！


だから禰豆子ちゃんの事が心配だったんだ』



この時炭治郎は驚きのあまり硬直していた


話を聞く限りえむの師範は柱という事は確定した


そして“実弥くん”という名前と機嫌が悪いと聞いて頭に出てきたのは禰豆子を箱ごと刺した銀髪の男



炭「えむの師範って…まさか、風柱だったのか？」


善「……ゑ？ええええええ！？柱ァァァァァ！！？」


『うん！実弥くんは柱だよ！』



改めて鳳えむの凄さを実感した三人はしばらく開いた口が塞がらなかった


その間病室に入ってきたしのぶにえむは正座でお説教を受けていた



し「もしも〜し？聞いてますかえむさん


もう病室で騒いじゃ駄目ですよ？」


『は…はひぃ……！』

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