大正時代でもわんだほい【プロセカ】【鬼滅の刃】

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炭治郎くんと杏寿郎お兄さんのお話を二人と向かい合った席に座って聞く


炭治郎くんのお父さん、病弱だったのに肺が凍るような雪の中で神楽を踊るなんて凄いね！


そのヒノカミ神楽っていう舞が技として出たなんてすっごくわんだほいだなぁ〜


炭治郎くんはヒノカミ神楽について何か知ってないか杏寿郎お兄さんに聞いたけど知らないみたいだね…


うーん…ヒノカミ神楽って何だろう？


物凄く珍しい呼吸だったりとか？


確かに基本の呼吸から考えたら炎っぽいけど、炎柱の杏寿郎お兄さんが知らないって言ってたし…


むむむ〜……



『はわっ！？あばばば伊之助くん危ないよ〜！！』


善「えむちゃあああん！！このバカ止めるの手伝ってぇ〜！！」


伊「俺外に出て走るからどっちが速いか競争する！！」


善「馬鹿にも程があるだろ！！」



慌てて席から立ち上がり開けた窓から身を乗り出す伊之助くんを頑張って引き止める


うーーーーん伊之助くん力強いよぉ


頑張って引っ張っても前にいっちゃう！



『むぐぐぐ〜！！駄目だよ伊之助くん！』


煉「危険だぞ、いつ鬼が出てくるか分からないんだ」


善「え？嘘でしょ、鬼出るんですかこの汽車！？」


煉「出る！！」


善「出んのかい！！いやああああああ！！(汚い高音)


鬼の所に移動してるんじゃなく、此処に出るのぉ！？」



そんな……この列車には沢山の人が乗ってるのに…！


何とかしなきゃ、皆危ないよ！



煉「短期間の内にこの汽車で40人以上の人が行方不明になっている


数名の剣士を送り込んだが、全員消息を絶った


だから柱である俺が来た」


『そっか！だから今日杏寿郎お兄さんと一緒なんだ！』



初めての任務の時無一郎くんと一緒だったけど、確かあの時も任務先が結構ゾワゾワゾワ〜って雰囲気があったし


きっとそういう所は特に柱が行くんだね！


…あ、車掌さんだ！切符見せなきゃ！


車掌さんが順番に切符に切り込みを入れ、私達の所にもやって来た



『お願いしまーす！』



車掌さんに切り込みを入れてもらった直後、列車の灯りが消えた


すぐにまた灯りがついたけど、何だか凄く嫌な感じがする


眉をひそめていると杏寿郎お兄さんが鞘に手を掛け立ち上がった



煉「車掌さん、危険だから下がってくれ


火急の事ゆえ、帯刀は不聞にして頂きたい」



列車の灯りがチカチカと点滅する中、目の前に鬼が現れた

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