検索窓
今日:10 hit、昨日:9 hit、合計:68,020 hit

19 ページ20

ー不死川sideー



任務も終えてすっかり外も明るくなった頃、


俺は今回任務が一緒だった宇髄と歩いていた


そういや今日でちょうど一週間か……


あいつ、無事だと良いんだがなァ…



宇「どうした不死川


お前にしては珍しく上の空じゃねぇか」


不「あァ?…別に何でもねぇよ」


宇「いーや何でもねぇって顔じゃないね


もしかしてアレか?ついにお前にも女が出来たか?」


不「何寝言言ってんだテメェは」


宇「ほぉん?否定しねぇのな」


不「殺 す」


宇「分かったからそんな怒んなって」



怒りで鞘に手をかけると宇髄は両手を上げて観念するフリをする


こいつマジでウゼェ……


だがすぐ冷静になるとまた頭の中であいつの顔がちらつく


桃のような鮮やかな髪に太陽のように眩しい笑みを浮かべるあのチビの顔が



『実弥くーーーーん!!!!』


宇「ん?」



そうそんな感じででけぇ声で名前を呼んで……あ?


いつかの如く、今度は背中に衝撃が走った


隣にいた宇髄が驚いていたが、俺は気にせず後ろから抱きしめてきている継子の頭を撫でた


えむは特に目立った傷もなく、少し泥がついてる程度で帰ってきた


……よく頑張ったじゃねぇかァ



『ただいま実弥くん!!』


不「おォ、お帰りィ」


『えへへっ、ただいまのギューッ!!』


不「分かったからそこまでくっつくなァ」



余程寂しかったのだろうか、言ってもえむが離れる気配はない


まァ、今日位は別に良いか



宇「お前やっぱいるじゃん嫁」


不「は?嫁じゃねぇわ


こいつは俺の継子だァ」


『はじめまして!実弥くんの継子の鳳えむです!!


宜しくわんだほーいっ!』


宇「お、何だその挨拶中々派手で良いじゃねぇか!


俺は祭の神宇髄天元様だ!!


宜しくわんだほい!!」


『わはぁ〜っ天元お兄さんのわんだほい格好いい!!』



いやどんな自己紹介だァ?


えむが祭の神ってなあに?って聞いてきたけど俺に聞くな、知らん



『あ、そうだ実弥くん!』


不「何だァ?」


『私ちゃんと最終選別から帰ってきたよ!


だから約束のアレやって!!』


不「……あー、アレか」



確かに言ったなそんな事…


えむがキラキラした目で見つめてくる中俺は恥を捨ててアレをやった



不「……わんだほォい」


宇「ぶっ」


『おぉ、何だかダンディーなわんだほいだ!


ありがとう実弥くん!』


宇「www」



だんでぃーがどういう意味かは知らねぇがとりあえず宇髄は後でしばく

20→←18



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (144 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
196人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

炎王夜宵@学校なんて消えちまえ(プロフ) - 風蘭dollさん» で、炭治郎が「きっとカナヲは自分の意志が弱いんだよ」みたいな事いってたような? (9月4日 20時) (レス) id: 531f67c071 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 炎王夜宵@学校なんて消えちまえさん» ありそう!言ってそう!!(笑)私鬼滅はアニメしか見てなかったのでその分見落としとかあるかもです……。 (9月4日 7時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
炎王夜宵@学校なんて消えちまえ(プロフ) - 風蘭dollさん» なんか、カナヲのセリフに「裏が出たから返事をしただけ」みたなヤツがあったようななかったような、、、って感じですw (9月3日 21時) (レス) id: 531f67c071 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 炎王夜宵@学校なんて消えちまえさん» あ〜なるほど…明らかな描写されてたりとかしてたら分かるんですけど実際どうなんでしょうね……私も分かんないです笑 (9月3日 21時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
炎王夜宵@学校なんて消えちまえ(プロフ) - 風蘭dollさん» いや、ガチで私が間違ってるかもしれないですwでも、カナヲちゃん裏で炭治郎に返事してた気がして、、、 (9月3日 20時) (レス) id: 531f67c071 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:風蘭doll | 作者ホームページ:http://flandoll'scollections  
作成日時:2022年1月16日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。