大正時代でもわんだほい【プロセカ】【鬼滅の刃】

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！そっか


今ミクがえむを見たかもしれないのなら、その発明品を使えばえむの様子を見られるかもしれない



寧「ミク、お願い」


ミ「ラジャー！それじゃあいっくよ〜♪」



スイッチオン！とミクが言った直後、頭上に映像が浮かび上がった


！本当に映った


あれ？でもえむは？



司「随分広い屋敷だな…それに現代にしては古風過ぎる」


類「…おや、誰か来たようだね」



古風な屋敷の映像から一人の青年が映った


あちこちにある傷跡に銀髪が特徴的の男性


そして私達の視線は彼の腰に集中した



寧「刀持ってる……ひょっとしてえむ、ヤクザに捕まってるんじゃ」


類「よし、今すぐ場所を突き止めようか」


司「いや気持ちは分からんでもないが落ち着けお前ら


何もまだ悪い奴とは決まってないだろう」


『実弥くーーーーん！！』


「「「！！」」」



えむの声だ


映像に釘付けになっていると、ずっと気になっていたあの子がついに現れた


いつも私達にしているように勢いよく男性に抱きつくえむ


あまりにも警戒心がなさ過ぎてちょっとモヤモヤしたけど


いつも通り元気なえむを見られて何日かぶりに安心した


ただ、いくつか気になる事があった



ミ「わぁ〜！えむちゃん着物着てる！


すっごく可愛い〜！」


類「フフ、本当によく似合っているね」


司「あぁ、そうだな


…しかし、何故えむまで刀を持っているんだ？」



そう、そこだ


宮女の制服でもなければ私服でもない、桃色の着物


そして腰には「実弥くん」と同じく刀をさしている



不「よォ、もう行くのかァ？」


『うん！7日間実弥くんに会えないのは寂しいけど私頑張るよ！』


不「おう、必ず帰って来い


いいかァ？無理だけはすんなよォ」


『了解であります師範！！


じゃあじゃあ！出発する前に実弥くんも一緒に！』


不「俺はやらねぇぞォ」


『えぇーーーーっ！！どうして！？』


不「無事に帰ってきたら考えてやらァ」



そう言って実弥くんと呼ばれる男性はえむの頭を撫でた


多分わんだほいって言ってほしいんだな



司「実弥さんの事を師範と呼んでいるが、えむは今何をしているんだ？」


類「刀を持っているし、剣術を習っているんだろうね


だとしても一体何故…」


寧「7日間会えないとか無事に帰ってきたらって言ってるけど…危ない事じゃないよね？」



いつもは騒がしいセカイが静寂に包まれた



『それじゃあ最終選別に行ってきます！』



もう少し様子を見よう

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