まぁ、たまにはこんなのもいいんじゃない? ページ1
『ゴホっゴホっ』
土方「はぁ、完全に熱だな」
『違うもん…ゴホっゴホっ平常だもん』
沖田「変な所意地っ張りですねィ」
現在、布団の中に横になっている
今朝やけに体が怠くて暑かったが気にしないで食堂に行こうとしていたら
土方と廊下でばったりと会った
土方が私の異変に気づいたのかおでこに手を当てられ熱だと判断された
そして今に至る
『許せぬ』
土方「馬鹿か、まぁ…最近働き詰だったからないい休息になるだろ」
『むぅ…』
沖田「駄々こねても無駄ですぜィAさん」
土方「幸い今日俺が非番の日だ、看病してやるよ」
『…看病なんて要らないし、熱じゃないし』
そう言って布団で顔を覆った
あまり、熱や風邪などにいい思い出がない
心細くて、なんだか怖いし…それに____
『…もう自力で治すから早く出て』
そう言うと二人は素直に出て行った
あー…この静かになるのも嫌いだ
もう、寝てしまおう
目をつぶり意識を手放した
_____________________
土方視点
沖田「どう思いやすか、土方さん」
土方「さぁな、俺にはわからねぇよ」
誰しも熱等にはいい思い出はない、がAは熱だとわかった瞬間可笑しかった
看病を嫌がる
全くもって意味がわからねぇ
俺は総悟にちゃんと仕事しろよと釘を刺しある所に向かった
悔しいが最もAの事を知ってる奴の所に
土方「おい、邪魔するぞ」
銀時「あぁ?税金泥棒が何の用だぁ」
Aの馴染み万事屋の所
俺はAの事で聞きたいことがあると言った
すると、さっきのだらけた雰囲気から180°変わり真剣な顔つきになった
銀時「Aになんかあったのかよ」
土方「いやただの熱だ、だかあいつは看病を嫌がる…なんか知ってんだろ」
銀時「熱か…だったら今日一日中Aの側にずっといるんだな」
土方「は?」
銀時「俺が言えるのはこのくらいだ、この後仕事入ってんだ!さっさっと帰った帰った!」
万事屋から追い出された
意味がわからないまま、あいつに言われた通りにするのは癪だがな
一番知ってる奴の言う事だ
やるしかねぇだろ
俺は屯所に戻りすぐAの部屋の前に来た
『はぁ…はぁ、ウッ…』
土方「・・・」
中からは辛そうな声が聞こえた
ゆっくりと襖を開け中に入る
さっきよりも熱が上がってるようだった
おでこに乗っているタオルを変えてやろうと思い手を伸ばすと
『んぁ…土方、?』
土方「っ、あぁ俺だ」
Aが目を覚ました
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坂畑銀時 - 一気読みしました!みんなでカラオケ行って欲しいです!更新頑張ってください! (2020年11月23日 10時) (レス) id: 586edb4b4b (このIDを非表示/違反報告)
ハル - この作品大好きです!真選組が将軍に振り回されるお話を読んでみたいです。(お忍びで街に出かけるとか、海とか、公共の乗り物に乗ったりだとか、、、ほんとなんでも。)よろしくお願いします。 (2020年9月26日 10時) (レス) id: 586edb4b4b (このIDを非表示/違反報告)
utairelove15(プロフ) - とっても面白いです!リクエストさせていただきます。夢主の幼児化のお話を読んで見たいです!よろしくお願いいたします。m(_ _)m (2020年8月21日 22時) (レス) id: 6865800cf5 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 更新頑張ってください!続き楽しみにしています。応援しています。 (2019年9月24日 18時) (レス) id: fe959518f7 (このIDを非表示/違反報告)
中原白也(プロフ) - 沖田桜華さん» おぉ!それは凄くタイミンが良いお話ですね…(*´Д`*) (2018年8月30日 22時) (レス) id: 738e251709 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:中原白也 | 作成日時:2018年8月28日 0時