15話 ページ15
｢A、あんなん無視して食べよ。｣
｢…だね。｣
駿は私のお皿にお肉をホイホイ乗せてくるのでお皿に溜めないようにと自然にペースが上がる。
｢おいひい…。お肉うまい、ご飯もうまい、サラダまでうまいってもう私ここに住むわ。｣
｢なんやねんそれ笑｣
駿は調子に乗ってよりハイペースでお肉を供給してくる。
あまりの勢いにちょっと怖気づいた私。
｢ちょっともう無理やって…｣
｢いや、俺の経験上Aはまだ行けます｡｣
｢えぇー！これでまだ行けます！？私もう1人でどんだけ食べたか分からないくらい食べてますよ？｣
大人は大人でお肉を焼いているが、お肉の残量やあとどれ位食べれるかということを一切考えずに頼み続けているせいで、その余波がこちらにまで来てしまっている。
｢もうみんな頼みすぎ！私もう食われへんって…｡｣
｢俺も食べるけどもうちょい頑張れるはず｣
ひーひー言いながらもなんだかんだ1人で3人前くらいのお肉を美味しく頂いてしまった。
｢もうギブ…お腹が重たい。むり、死んじゃう｣
それを見た駿にお腹を抱えて笑われる。
｢ご飯にサラダにお肉3人前ってどんだけ食べた食えんねん笑｣
｢駿が乗せたんやろ…。もう私は動けません｣
｢はいはい、ごめんなさいね笑あと僕食べときますから、そこら辺で倒れといて下さい｣
｢ほんま扱いひどいわ笑｣
とりあえず私はもう限界なので食べ盛りの高校生男子に頑張ってもらうことにして休憩する。
細いしあんまり食べなさそうだけど、駿は意外とまぁまぁ食べる方だと思う。
ぽんぽん焼いてどんどん食べて、お肉のお皿はみるみる綺麗になっていく。
なんだか余裕そうでムカつくのでちょっと噛み付いてみる。
｢そんなに余力あったならもっと早く手伝ってくれればこんなに大変な思いしなくて済んだじゃん…。｣
すると彼は爆笑しだした。
｢やって、Aが乗せれば乗せるほど食べるんやもん。お肉食べてる時めちゃめちゃ笑顔で幸せそうやから乗せたくなる笑｣
｢駿のせいでどんどん太ってくんですけど。そっちそんな食べてて太らないのなんなんですか？｣
｢俺な、食べても太れないんやわ｣
｢今のめっちゃムカつくわぁ…もっと太れ！｣
お肉めっちゃ焼いてめっちゃ乗せてやった。
一通り食べ終わって、大人も満足したようなので今日はお開きになった。
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みーたん(プロフ) - 千夏さん» 頑張りますね！今後とも応援よろしくお願い致します。 (2019年10月24日 23時) (
レス) id: 2d6664e1b5 (このIDを非表示/違反報告)
千夏 - みーたんさんお返事ありがとうございますε=ε=(ﾉ≧∇≦)ﾉすてきなアオハルができるように頑張ります笑 これからも更新楽しみにしていますので頑張ってくださいね！ (2019年10月21日 22時) (レス) id: 376e3536a5 (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - 千夏さん» 坂道で走るトレーニングをすればついていけるかも知れませんね笑千夏さんも素敵なアオハルが出来ますように。これからも楽しんでいただけるように更新していきたいと思います。のろまな作者ですがお付き合い下さいませ。 (2019年10月21日 17時) (レス) id: 2d6664e1b5 (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - 千夏さん» コメント嬉しいです！いつも読んで下さりありがとうございます！確かにイケメンで、でも足早すぎて着いていくの辛いってどんな気持ちなんでしょうかね笑夢主ちゃんは幼馴染ということもありイケメンさには耐性がついてしまっているかもですね笑 (2019年10月21日 17時) (レス) id: 2d6664e1b5 (このIDを非表示/違反報告)
千夏 - わたし道枝君がすきなのでとても面白いです！こんなアオハルしたいなぁとか思ってます笑笑これからも更新頑張ってくださいね！応援しています(^ー^) (2019年10月20日 20時) (レス) id: 376e3536a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーたん | 作成日時：2019年9月30日 20時
