ワートリ短編6 小ネタ4の部分的スピンオフ ページ11
夕方、マンションの二宮の部屋に、二人の人物が
ドン
二宮が、テーブルを片手で叩く。
彼が座っているソファーの隣には、申し訳なさそうなオーラを出してAが座っている。
二「これは一体どういうことだ。お前は、雨取麟児と知り合いだったんだろ。ならなぜ、俺に教えなかった！」
二宮は、いつにも増して不機嫌な表情を顔に出している。対してAは、無表情な冷たい目で二宮を見る。
A「二宮さんは聞いてこなかったし、教える義理もありません」
二「だが、俺達は、「元上司と部下。それだけじゃないですか」……っ！！……」
珍しく取り乱す二宮。信頼を築いてきただけに、ダメージは大きいようだ
A「(それに、あの時教えてしまったら、二宮さんに嫌われるかもしれない、とか思っちゃってたし。どう言い訳をしよう)」
二「俺にとってお前は、ただの、元部下じゃないんだぞ」
A「(それってどういうことだ…？)」
二「俺は…お前のことを、信頼していた部下ではなく、恋愛対象としてみていたんだぞ…！！」
A「…！？えっ…あ、っと…その…！？＼＼＼＼＼」
二「(クソ、つい本音が…。…？Aが慌てている。どういうことだ…？)」
名前が顔を赤くして言う。
A「……その気持ちを当時は知らないし、教えてもくれなかったじゃないですか。勝手に言われても困りますよ」
どうやら、照れているようだと、二宮は悟る
二「…もしかして、脈ありか…？((ﾎﾞｿｯ」
A「………？？」
二「よし。決めた。
((ドサッ))
A、よく聞け。俺は、お前のことが好きだ。お前を二宮隊に誘ったのは、実力も良いし、俺を惚れさせたからだ。付き合おうとは言わない、この気持ちを知っていてほしい」
ソファーに押し倒されながらつぶやかれる
A「(………＼＼＼＼どうしよう、この先が視えない…今透視を使うのは……)」
二「とりあえず、あの件に関しては見逃そう。その代わり、今日お前、ここに泊まれ。もちろん強制だ」
A「(は…！？)」
Aは、頭に？を浮かべる
A「それって、絶対何かしてくる感じですよね」
二「大丈夫だ。問題ない。やるとしてもキスくらいだ…」
A「やっぱり…」
こうして、本当に二宮さんの部屋に泊まることになってしまったAは、一緒のベッドで寝たとか
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ヤベェ、シリアスっぽくしようと思ったのに、恋愛へと傾いた
ワートリ短編7 二宮匡貴(オメガバース)→←ワートリ小ネタ4 二宮隊→玉狛支部
- 金 運: ★☆☆☆☆
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作者名：スノードロップ | 作成日時：2015年6月14日 22時
