中村side III ページ33
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ピンポン
…ん？インターホン鳴った？
なんか来る予定あったっけ。
なんも覚えてないけど、
確認するのも面倒くさいし、とりあえず開けるか。
中村「はいはい、何ですー…！？」
ドアを開けると、
そこには少し息が荒くなったAが立っていた。
驚きのあまり、声が漏れる。
しかしそれに驚いているのも束の間、
今度はAに抱きつかれた。
なにこれ。今、何が起きてる？
中村「ちょ、なに」
A「…好き、」
中村「…は？」
A「私、うみちゃんが好き」
好き…？あぁ、どうせいつものか
中村「…あー、いつものね？メンバーとしてでしょ」
A「違う、1人の男の人としてうみちゃんが好き」
ん？1人の、男の人として？
中村「…いやいや、何言ってんの？A酔ってる？てか、板柿くんどうした」
A「酔ってなんかないです、シラフです。板柿くんとはばいばいしてきた、うみちゃんに会うために」
…ばいばいしてきた？俺に会うために？
中村「は？ちょっと待って、意味わかんないんだけど」
A「意味わからなくない。会いたいって言ったの、うみちゃんじゃん」
中村「いやそうだけどさ、」
そしたら急にAは顔を上げて、
A「…ねぇうみちゃん、私のこと、もう好きじゃなくなった？」
って聞いてきた。また、少し暗い顔で。
中村「…は？」
A「嫌いに、なったの？」
Aを、嫌いに？そんなこと、
中村「…そんなわけないじゃん、好き、だよ」
最近あまり好きって言ってなかったから、
少しぎこちない感じになる。
A「じゃあ、なんで最近そんなに、冷たいの…？」
中村「えっ」
冷たいって、俺の態度のこと？
…え、そんなに俺の態度のこと気にしてたの？
困惑してたら、Aは泣き出して。
中村「ちょ、何で泣いてんの」
A「泣いてなんかない、」
ぽろぽろ涙は流れてきているのに、
Aなぜか泣いてなんかないと強がる。
なに、俺、どうしたらいいの？
俺がAを思ってしてた行動、間違ってたの？
そしたらAは、今度は急に帰ろうとしだして。
中村「まって！」
咄嗟に、Aの腕を掴む。
意味わかんないまま、帰られるのは嫌だ。
中村「…とりあえず、家入って。話、聞くから。そのまま帰られるのが1番困る」
A「ほんとにごめん、私ー」
中村「もういいから。ほら、入んなよ」
腕を引き、Aを部屋に入れた。
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推しとリアコは別JAPAN(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！美紀さんも、お気をつけください。 (2021年3月8日 16時) (
レス) id: e1ea409579 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - TravisJapan大好きですしめちゃんとのえる君と宮近君寄りのオール担当です最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年3月6日 13時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：推しとリアコは別JAPAN | 作成日時：2021年3月3日 0時
