いちばん近くて、いちばん遠い。I【虎】

- 取材 ページ34

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コンサートが終わった次の日。




今日のニュースはもちろん、
私の話題で持ちきりになっている。



ジャニーズJr.のグループとはいえど、やっぱりジャニーズに女性が入ることは驚くべきことで、良いネタになるんだろう。



今日は、全員で初めて、
雑誌のインタビューに答えることになっていた。


昨日のコンサート終了時点で、早く取材をさせてほしい！と色んな会社からお声がかかったらしい。


まぁ、仕事が増えるのは悪いことじゃない。

頑張ろ。




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宮近「おはよう、調子どう？」


A「ちゃかちゃんおはよう〜ぼちぼちいいよ」


宮近「微妙な答え(笑)」


川島「はじめての8人でのインタビュー、楽しみだね！」

のえさん、ノリノリだなぁ。朝から元気だな。

私は正直今めっちゃ眠い。


七五三掛「A、ちゃんと寝た？」


ぎくっ。心の声漏れてる？


中村「俺、眠い」


七五三掛「海人に聞いてないよ！！(笑)」


今日も、Travis Japanは穏やかだ。


そろそろ、記者の方が来る。



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記者「本日はよろしくお願いします。」

Travis Japan「こちらこそよろしくお願いします。」



記者「さっそく質問しますが、何故新メンバー、それも女性を入れようと思ったんですか？」

宮近「社長の意向です。紅一点を入れることで、ジャニーズも新しく…」



基本的には、リーダーとして、
ちゃかちゃんが答えてくれる。



記者「なるほど、ありがとうございます。では、小虎さんに質問です。なぜ××をやめてまで、Travis Japanに入ることを決めたんですか？」

A「あっ、それは、社長さんに、純粋に自分を求めていただいたからです。嬉しいなと思って、期待に応えたいなと思いました。最終の決め手は前マネージャーさんや、××メンバーからの応援なんですけど。」


私個人に飛んでくる質問は、私自身が答える。
まぁ、当たり前なことだ。



記者「はい、ありがとうございます。じゃあ次は…」




インタビュー、××時代にも受けたことがあるけど、
本当にめっちゃ時間かかるよな。



でも私は、インタビューの仕事は嫌いじゃない。



ファンの人に自分の想いや考えを伝えられる機会にもなるし、はじめましての人が自分たちも知ってくれるきっかけにもなるからだ。



…でも結構長いな。





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