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「ハンドドリップするほどコーヒー好きになったのは、カフェで働くようになってからで、昔はコーヒーに興味がそれほどなかったんです」

「だから誰かに何かしてあげたいって強く思ったのって、多分ユンギさんが初めてだと思います」
「ふーん」

私の長話をユンギさんは目を閉じたまま、静かに聞いてくれていた。

「それと、昨日みたいに泣いて辛そうなユンギさんを見て、助けてあげられないかなって、思ったりもしましたし」
「ふっ……」

小さく笑うと、ユンギさんの手の甲が伸びてきて、するりと私の頬を撫でる。

「十分助けられた。ありがとな」
「そっか……よかったです」

頬を撫でるユンギさんの手を握ると、そのまま指を絡め取られ、ユンギさんのお腹の傍に引き寄せられた。


手を握ったまま、私の膝枕でウトウトし始めたユンギさんの髪をそっと撫でてみた。

ユンギさんの髪、フワフワサラサラしてて、何だか気持ちがいい。
私にされるがままのユンギさんはというと、身じろぎひとつせずそのうち寝息まで立て始めた。


何だろう、無抵抗ユンギさん、可愛い。


ほっぺにポッポ位してあげたくなっちゃったけど、できない体勢だから気持ちだけ込めて、ユンギさんの頬を指でちょんとつついた。


暇つぶしでテレビなんてながら見していたけれど、何だかユンギさんの気持ちよさそうな寝息を聞いてたら、私まで眠くなってきちゃう。

「ふぁ……ぁ」

ついには私までウトウトし始めて、テレビの音がいつの間にか子守唄になってしまっていた。

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作品ジャンル:恋愛
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あがしおん(プロフ) - ののはさん» ありがとうございまぁ〜〜〜〜〜す! (2018年11月26日 23時) (レス) id: 79d9a7f227 (このIDを非表示/違反報告)
ののは - 甘〜〜〜〜〜〜〜〜い!!笑 (2018年11月26日 21時) (レス) id: a42d85b0ec (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - ののはさん» コメントありがとうございます!心臓、飲み込んで戻しておいてください!もうちょっと甘くしておきますからね〜!マイペースで更新頑張ります! (2018年11月26日 0時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
ののは - いやあ、もう最高です〜!キュンキュンし過ぎて口から心臓出てきて呼吸困難起こしそうです!!!(語彙力)ゆっくりでいいので更新頑張って下さい! (2018年11月25日 21時) (レス) id: a42d85b0ec (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - 未緒さん» コメントありがとうございます!甘党ユンギさんとイチャイチャするのもいいですよね!私も書いてて幸せです♪ (2018年11月25日 1時) (レス) id: 79d9a7f227 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年11月19日 6時

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