検索窓
今日:8 hit、昨日:4 hit、合計:118,357 hit

214 ページ14

JK side


カラカラ軽い音がして、人の気配が戻ってきた。

静かに俺の背後を通り過ぎ、ダイニングキッチンにいたAとまた話を始めた。


ざわざわした気持ちのせいでもう眠気なんて吹っ飛んでしまって、居ても立ってもいられなくなった。


起き上がって二人を見ると、いい雰囲気で会話している。

ヒョン、Aに何話したんですか?
さっき言ったでしょ?Aは俺の彼女だって・・・!

A、何で・・・ヒョンにそんなに優しい顔で笑ってるんだよ・・・!


JK「A。」


話の邪魔をするように声を掛けた。

A「グク先輩!いつの間に!」
YG「お、お目覚めか。」
JK「俺の彼女を(たぶら)かさないでください。ヒョン。」
YG「人聞きの悪ぃ言い方すんな。誑かさねぇよ。ったく・・・。」

ユンギヒョンは頭を掻いて歩き出し、Aの横を通り過ぎドアノブに手を掛け、

YG「俺もひと寝入りしてくるわ。電話番、任せた・・・。」

そう言い残して寝室へ入っていった。


その様子をボーっと見ていたAの手を掴み、

A「あ、ちょっ・・・」

黙ってベランダへ引っ張っていき隅に追いやり、乱暴に壁に押し付ける。

JK「ねぇ、A、俺を嫉妬させて何がしたいの?」
A「(ちょっ・・・オッパ、ん!)」

顎をすくい上げ隙間なく唇を塞いで何度も舌を絡め取った。

苦しそうに俺の胸を叩くAの手を壁に押し付け、なおも荒く咥内を掻き回した。


角度が変わるとまだ少しだけ酒が残る自分の吐息とAのか細い声が漏れ、やたら煽られている気分になった。

JK「はぁ・・・、ここでする?」
A「(ダメっ。オッパ、どうし、)」
JK「嫉妬させるAが悪いっ・・・」
A「(や、)」


そうだよ。嫉妬させたAが悪い。


だからちゃんと分からせなきゃ。



俺のだって。




A「(んっ・・・!)」


シャツのボタンをいくつか外しながら喉や首筋に舌を這わせ唇を落とし、露わになった鎖骨に噛みついた。

215→←213



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (181 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
217人がお気に入り
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あがしおん(プロフ) - さあとさん» コメントありがとうございます!お気に召していただけてよかったです〜!救済企画と銘打ったので、頑張ってハッピーエンドにこぎつけさせました! (2020年7月26日 23時) (レス) id: 790268ff01 (このIDを非表示/違反報告)
さあと(プロフ) - 面白かったです(^^)グクが幸せになってよかった。楽しいお話をありがとうございます(o^^o) (2020年7月26日 21時) (レス) id: ec1f7b1c32 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - おたかさん» 了解いたしました!まだしばらくお待たせするかもしれませんが、気長にお待ちいただければと思います! (2018年10月4日 0時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - みほんぬさん» みほさん、こちらにもコメントありがとうございます!ユンギさんの救済、皆さん待ち望んでおられるんですね〜!その前にマンネライン最後の人の話をどうしようか考えてるんで、それまでユンギさんはゆっくり練っておきます! (2018年10月3日 23時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
おたか - あがしおんさん» お返事ありがとうございます!ジン君とユンギさん推しなんでぜひぜひお願いしまーす(´pωq`) (2018年10月3日 23時) (レス) id: 8cb889e51c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あがしおん | 作成日時:2018年9月26日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。