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JK side
相変わらずみんなの出来上がりのペースは速い。
テヒョンイヒョンは早速戦線離脱してジミニヒョンの隣で爆睡してる。
ナムジュニヒョンとホソギヒョンは･･･
NJ「ホバ！結婚しよう！！」
HS「わぁぁぁい！！」
通常運行。
A「(･･･プロポーズ･･･！してる！)」
JK「あれがホソギヒョンが部長の嫁って言われてる所以だよ。」
A「(ほほう・・・！)」
Aは俺の解説に目を輝かせた。
１つ離れた席でジニヒョンとユンギヒョンが二人で話をしてる。
･･･こっちを見てる様な気もするんだけど･･･。
A(やっぱり二人とも、なんか変。)
JK「うん？二人ともって？」
A「(っ！･･･課長とジョングク先輩です。このお店を見てからずっと変･･･。)」
ああ、その事か。
相変わらず素直に疑問を口に出すなぁ。
A「(ていうか、わたしの独り言にいちいち反応しないでくださいっ。)」
JK「じゃ、独り言を口に出さないようにしてくれる？俺に質問されてる様な気になるから。」
A「(･･･善処します。)」
JK「ははっ。冗談！いいよ善処しなくて。このままの方がいい。Aらしくて。」
A「(せ、んぱい！やっぱり変っ)」
顔を真っ赤にして、カンパリ・オレンジに口を付けた。
あーあ、何言ってんだろ、俺。
“Aらしい”･･･か。俺はAに変わらない事を願ってるのかな？
いや･･･みんなが知らないAを俺だけが知ってるって優越感と、俺だけしか知らないっていう密かな特別感があるからかもしれない。
それじゃまるで俺がAの事･･･
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作者名：あがしおん
| 作成日時：2018年9月2日 6時
