五十一条 ページ1
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僕は管理棟のしばらく手前で足を止めた。
管理棟の入り口にはあのバンガローの男たちがたむろしている。
勢いで飛び出したはいいが、全くのノープラン。
正面切ってAを連れ出してもいいけど、多勢に無勢だし･･･。
ポン、と肩を叩かれた。
ビクッと体が震え、振り返った。
HS「もう！ケンカできないくせに。一人で行くのは無謀だよ？」
「え、ホバも来たんだ。」
HS「急に飛び出していくんだもん、なーんも考えてないんだろ？」
「う、全くもってその通りです･･･。」
僕を追って来てくれたホソクと二人、少し離れた場所で様子をうかがっていた。
「とりあえず、Aにここに来た事だけでも伝えておく。」
HS「うん、そうしな！」
安心させたくてメッセージを素早く打ち込む。
A、管理棟に着いたよ。少し待ってて
Aごめんなさい、また迷惑かけちゃって。
Aとやり取りをしていると、ホソクが、
HS「ここは正面切ってAちゃんを連れ出すか。」
「え！でももし絡まれてAが怪我でもしたら･･･。」
HS「そこはお前が守れよ！」
僕が、守る･･･。
そうだ、Aが僕にまた助けを求めてくれたんだから、僕が守らなくちゃ･･･！
HS「大丈夫！お前は黙って相手の眉間をしっかり見つめてればいいから！」
「大丈夫の根拠が不明瞭だけど、お前が言うならそうしてみる。」
Aに表に出てくるようにメッセージを送り、二人で管理棟の玄関に近づいた。
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あがしおん(プロフ) - miyaさん» コメントありがとうございます！情景描写をすごく頑張った作品だったので、そう言っていただけると超嬉しいです♪ (2019年3月1日 17時) (
レス) id: 79d9a7f227 (このIDを非表示/違反報告)
miya(プロフ) - 初々しい二人で優しい気持ちになりました〜(*^-^*)気温とか空気とかが感じられて、読みながらマイナスイオンを受ける感じがしました♪ (2019年3月1日 17時) (レス) id: 3d660c888b (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - アユさん» コメントありがとうございます！気に入っていただけて作者も嬉しいです！これからもぼちぼちマイペースで頑張ります！ (2018年8月17日 1時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
アユ - ナムのお話って少ないので書いていただき嬉しいです!ナムペンなので凄くワクワクしながら毎回読ませていただきました。是非またナムの作品作ってください！これからもがんばってかださい！ (2018年8月17日 1時) (レス) id: a71d80d797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あがしおん
| 作成日時：2018年7月31日 1時
