40th glasses ページ40
You side
YG「わりぃ、待たせた。」
ユンギがわたしを助けたその台詞に胸がきゅんと苦しくなった。
ヤバい!ときめいてしまった!
ユンギってこんなカッコ良かったんだね。
カクテル作ってるときはかっこいいよ?間違いなく。
A「・・・あぁ!ごめんごめん!」
腕を引いて歩くのだって、わたしが店で酔ったらよくしてくる事なのに、今日に限ってその腕から伝わる熱が胸の奥を更に絞めつけた。
おかしいな?いつもの調子がでなくなった。
ユンギに男らしさを感じちゃったから、わたし、いつも通りにできなくなってる。
自分の気持ちに気づいちゃったせいだ。
いつも通りに、いつも通りに・・・。
シャワーを済ませ、ユンギの部屋に行く。
玄関で足が止まった。
あんなに平気な顔して開けていたのに、何故か躊躇した。
いつも通り…いつも通り…。
自分に言い聞かせて玄関を開けた。
A「ユンギ―!来たよ〜!」
YG「ああ、勝手に飲んでろ!」
お風呂場から聞こえた声。
A「はぁ〜い!」
ユンギに返事を返して冷蔵庫からビールを1本拝借すると、栓を開け、喉に流し込んだ。
バサバサバサ・・・
飲みながらさっきユンギに渡したおつまみをテーブルにぶちまける。
「はぁ・・・」
だから行きたくなかったんだよなぁ・・・、同窓会。
つい気が緩んで溜息が出た。
今日の脱走した同窓会の事を思い出してしまった。
ここがユンギの部屋だってことを忘れて、いつもの独り言が出た。
「参ったな・・・」
・・・独り言をユンギに聞かれているとも知らずに。
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あがしおん(プロフ) - まなかさん» はい!(笑)首をながーーーくして待っていてください! (2018年6月26日 7時) (レス) id: 1cc71ea35d (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - 久しぶりに面白い小説に出合いました!!首をながーーーくして待ってまーす!!! (2018年6月26日 0時) (レス) id: c9f81a0240 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - まなかさん» お読みいただきありがとうございます!こんな拙い文面を褒めていただけるとは・・・!無理はしません、ぼちぼち頑張ります! (2018年6月26日 0時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - とっても面白くて、一気に読んでしまいました!!!最初の掴みがめちゃめちゃよかったです!!無理しない程度に更新頑張って下さい!!更新頑張って下さい!!! (2018年6月25日 23時) (レス) id: c9f81a0240 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - セジュンさん» 前作より引き続き読んでくださりありがとうございます!ゆっくり更新なので、気長にお待ちください! (2018年6月19日 16時) (レス) id: 1cc71ea35d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年6月19日 1時