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24th glasses ページ24

──深夜。

仕事から戻ると、俺の部屋の明かりが灯っていた。

YG「また来てんのか。」

玄関を開けると出来上がったAがお出迎え。

A「おーう♪おかえりぃ!」

四つん這いで玄関までやってきた。

オーバーサイズのTシャツに短パン。更には四つん這いというポーズなもんだから、嫌でも胸元に目が行く。
てか、何で毎回そんなに薄着なんだよ・・・。

YG「・・・おい、見えるぞ・・・。」

全く気にしていない様子で、俺の足に絡みつく。
ホントに俺を男として見てねぇな。

A「ユンギ〜!飲も〜〜?」
YG「足に絡むな!シャワーくらい浴びさせろ!」
A「へぇ〜〜い!」

俺の足を掴んでいたAが、また四つん這いでテーブルまで戻り、焼酎を呷った。

今日も良く飲むな・・・。
体壊すぞ・・・?



シャワーから出てきてもまだ飲んでいるAに

YG「もう今日はその辺で止めとけ。」

いつものように社交辞令に近い気遣いで声を掛けた。

A「ふぅ〜〜・・・。うん〜!やめるぅ!」
YG「お?おう・・・。」

あっさり飲むのを止めたA。
いつもならぐずぐず言ってグラスを置かないヤツが。
今夜はやけに物分かりがいいな。
じゃ、今日はそのままおとなしく帰ってもらおう。

YG「飲まねぇなら部屋に帰れ。俺もう寝るから。」
A「・・・うん〜〜!暑い!」
YG「は?飲み過ぎたからだろ?」



ここで気づけばよかった。



AがおもむろにTシャツを脱ぎ捨て、フローリングにうつ伏せて寝そべった。

A「あ〜〜〜♪ひんやりぃ〜〜!」


あまりに一瞬の出来事で、何が起こったか分からなかった。
ようやく事態を理解した頃には、Aは冷たい所を求めてフローリングをゴロゴロと転がり、体を冷ましていた。

YG「・・・おっ!おい!A!服着ろ!そんな恰好で・・・!」

止めさせようとして追いかけて手を伸ばすと、熱を持っている肩に触れた。

生々しい体温に嫌でも鼓動が早くなる。

かろうじて下着は付けてくれてたから良かったが・・・。
いや、よくない!逆にこれ、ヤバい恰好・・・!

A「あ、それきもちいい〜〜!」
YG「うわ!」

肩に触れていた手を絡め取られるように引き寄せられ、不安定な態勢になりAの上に覆い被さった。
間一髪、手をついて距離をとったが、突然の至近距離に一瞬たじろいだ。

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あがしおん(プロフ) - まなかさん» はい!(笑)首をながーーーくして待っていてください! (2018年6月26日 7時) (レス) id: 1cc71ea35d (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - 久しぶりに面白い小説に出合いました!!首をながーーーくして待ってまーす!!! (2018年6月26日 0時) (レス) id: c9f81a0240 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - まなかさん» お読みいただきありがとうございます!こんな拙い文面を褒めていただけるとは・・・!無理はしません、ぼちぼち頑張ります! (2018年6月26日 0時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - とっても面白くて、一気に読んでしまいました!!!最初の掴みがめちゃめちゃよかったです!!無理しない程度に更新頑張って下さい!!更新頑張って下さい!!! (2018年6月25日 23時) (レス) id: c9f81a0240 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - セジュンさん» 前作より引き続き読んでくださりありがとうございます!ゆっくり更新なので、気長にお待ちください! (2018年6月19日 16時) (レス) id: 1cc71ea35d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年6月19日 1時

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