14th glasses ページ14
YG side
さて、ジン開けちまったからジンベースで・・・。
シェーカーに材料を測り入れ、軽くステアする。
味見して…ん、こんな感じかな。
氷を入れてストレーナーとトップを付け、シェーカーを振ると氷と液体が中で混ざりあい、シェーカーのボディに当たる音が変わっていく。
A「おおお〜！いつ見てもすっご！」
氷を入れたタンブラーに注ぎ切り、ソーダを注いでタンブラーを満たす。
数回ステア。
YG「ん。これがジンフィズ。」
Aの目の前にできたばかりのジンフィズを置く。
A「すごい！ユンギ、カッコいい！」
YG「フッ･･･知ってる。」
つい笑みがこぼれる。
褒められて悪い気がするはずもなかった。
…考えてみれば最近素直に笑ってなかったな。
YG「酒に強そうだから、これくらいは余裕だろ？」
ジンフィズに口を付けたA。
A「お？わたしが知ってるジンフィズと味が違う？」
YG「ああ、これは牛乳入れてあるからな。入れないジンフィズもある。」
A「ほぇ〜〜！これはこれでうま〜♪」
あっという間に飲み干してしまった。
さっきからガンガン飲ませてるような気が・・・。
ま、いいや。
YG「じゃ、褒めてもらったからもう1杯作ってやるか。」
A「え！もう1回見られるの！やった♪」
冷蔵庫からAの差し入れの瓶入りのオレンジジュースを取り出す。
これ･･･うん、ストレートタイプだな。
ジンとオレンジジュースをシェーカーに量り入れ、シェークする。
A「おおお！カッコいい！」
シェーカー振る度に子供のように感嘆の声をあげるA。
そんなに嬉しいか？店に来ていつも見てんのに。
氷を入れたタンブラーに注いで・・・。
YG「ん。オレンジ・ブロッサム。」
A「ひゃ〜！我が家のオレンジジュースがカクテルになっちゃったよ〜♪」
これもうれしそうに飲む。
A「うふふ･･･うま〜♪･･･」
ちょっと目が座ってきたか？
ヤバいな、飲ませ過ぎたかもしれない･･･。
グラスを握ったままのAが俺に肩組みしながら絡んで来る。
A「ユンギも飲め〜！」
YG「わかったわかった！だから絡むな！」
家でもカクテルは作るけど･･･仕事以外でシェーカー振るのはどのくらいぶりだろう。
意外にも、作っているときに楽しいと感じた。
仕事でも最近はそうは思わなかったんだがな･･･。
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あがしおん(プロフ) - まなかさん» はい！(笑)首をながーーーくして待っていてください！ (2018年6月26日 7時) (
レス) id: 1cc71ea35d (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - 久しぶりに面白い小説に出合いました！！首をながーーーくして待ってまーす！！！ (2018年6月26日 0時) (レス) id: c9f81a0240 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - まなかさん» お読みいただきありがとうございます！こんな拙い文面を褒めていただけるとは･･･！無理はしません、ぼちぼち頑張ります！ (2018年6月26日 0時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - とっても面白くて、一気に読んでしまいました！！！最初の掴みがめちゃめちゃよかったです！！無理しない程度に更新頑張って下さい！！更新頑張って下さい！！！ (2018年6月25日 23時) (レス) id: c9f81a0240 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - セジュンさん» 前作より引き続き読んでくださりありがとうございます！ゆっくり更新なので、気長にお待ちください！ (2018年6月19日 16時) (レス) id: 1cc71ea35d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あがしおん
| 作成日時：2018年6月19日 1時
