好きな人は遠きにありて愛でるもの…やっぱり【完】

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カサッ……


SJ＆A「「っ？」」


唇が触れあう直前、物音に気が付き、そのままフリーズする二人。



TH「狭い！見えない！」
JM「いてっ！……足踏むなよ！」
TH「ちゅーする？もうしてる？」
NJ「しー！」
HS「うぅ……Aやぁ〜……」

SJ＆A「「…………」」

話し声がする方を、二人で横目でチラッと見ると、物陰からこちらを伺うみんなの姿。


YG「盗み見なんて悪趣味だな、お前ら。」
JK「そういうユンギヒョンは動画撮ってるじゃないですか！」
YG「んー？いや、何かのダシにジニヒョンに見せて･･･」
JK「それ脅迫です！」
HS「うぅ･･･お父さんは許しませんよ･･･」
NJ「･･･よしよし。泣くな、ホバ。」
HS「ナムジュナぁぁぁ！！(号泣)」

「「「「「しぃーーーーっ！」」」」」


SJ＆A「「〜〜〜っ！！」」


SJ「お〜〜ま〜〜え〜〜ら〜〜〜〜！」

TH「やべ！見つかった！」

HS「逃げろ！」

JK「……！」

JM「わ！グガ！逃げ足速っ！」


堪らずソクジンさんがみんなの元へ走る。


SJ「もう！みんな揃ってのぞき見なんて悪趣味じゃないか！邪魔するな〜！」

NJ「俺は止めたんですよ？だけどみんなが――」

SJ「うるさーいっ！せっかくいいところだったのに！！」



お怒りモードになったソクジンさんが追い回し始めた。



こうして始まったいい年した大人たちの追いかけっこ。



あーあ……。店内めちゃくちゃにして……。




子供か！幼稚園か！ここは！

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