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SJ side
A「・・・何か隠してません?」
SJ「何も隠してないよ?」
・・・避けてるつもりはなかった。
ただ、そばにいるとどうしてもボロが出てしまいそうな気がしてたんだ。
それが結果的にAちゃんを避ける形にしてしまってる。
言わなきゃまたAちゃんが不安がるだろうな。
でも、まだ言えない。
とにかく今は、僕がどれだけAちゃんを不安にさせないように振る舞えるかだ。
SJ「はは・・・最近ちょっと忙しくてね、僕に余裕がないせいだよ。ごめんね?Aちゃん・・・。」
A「確かに忙しそうですよね?新しいクライアント関係?」
SJ「ああ、うん!そう!そうなんだー。」
A「大変ならホソク先輩とかグク君に頼ってもいいんじゃないんですか?」
SJ「あ、うん、あいつらの手が空いたら、そうしてもらおかな?」
A「時間無いなら私のほうから二人にお願いしても・・」
それはまずい!
SJ「いや!それは大丈夫!僕の事だし!あいつらにも都合があるからさ!」
A「・・・それもそうかぁ。私がしゃしゃり出ることではないかぁ。
ソクジンさん、あんまり無理しないでくださいね?」
SJ「うん、ありがとう、気を付けるよ!」
・・・ほっ。
食事も終わり、店を後にしたタイミングで
ピコ
ん、誰から・・・
SJ「・・・あ」
A「ん?どうしました?」
SJ「う、うん、仕事の話。ごめん、先に戻ってていいよ。」
A「はい、じゃ、先に戻ってますね?」
SJ「うん、ごめんね?じゃ、オフィスで。」
Aちゃんを見送り、メッセージの送り主に電話を掛けた。
SJ「・・・もしもし?どう?」
SJ「うん・・・そうなんだ!よかった〜!こっちも準備は出来てるよ。」
SJ「・・・わかった。じゃ、引き続きよろしく!」
・・・よし!頑張るか!
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あがしおん(プロフ) - 月花さん» こちらこそ、コメントありがとうございます!お気に召して頂けて嬉しい限りです! (2019年7月9日 21時) (レス) id: 97c4c54377 (このIDを非表示/違反報告)
月花(プロフ) - とっっってもステキなお話をありがとうございます!!!! (2019年7月9日 19時) (レス) id: a3ccf12d58 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - TERUさん» やはりww自分では読み手さんを泣かせる意図はなかったんですけど、こんな拙いお話で号泣していただけるとは!ジンさんってこういう感じ?っていうのが伝わったのなら大満足です! (2018年11月1日 21時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
TERU(プロフ) - そうです!昨夜から一気に読んで号泣です。主人公自分に置き換えて萌えたし、ジンさんならうん、たぶんそういうだろうな??ってツボりました。いい作品ありがとうございます (2018年11月1日 20時) (レス) id: 23215e75f2 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - TERUさん» コメントありがとうございます!目は腫れてませんか?寝不足になってませんか?もしかして一気読みされたんですか?ありがとうございます。お気に召していただけて嬉しいです! (2018年11月1日 10時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年6月8日 23時