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SJ「スヨンさんは、若いけど、ジュエリーショップの店長さんでね、僕一人でそういうお店に行ってもいいんだけど、ちょっと恥ずかしいし、土日はAちゃんと過ごしたい。
でも、指輪の事、内緒にしておきたかったから一緒にお店には行けないしの堂々巡りでって相談したら、快くいろいろ教えてくれたんだ。
僕、そういう話には疎かったから、今日もその話をしてたんだ。」

A「お店・・・?指輪・・・?」


あっ!と何かに気付いたソクジンさん、

SJ「あああーもう〜〜〜!内緒にしておきたかったのに〜〜!」

ソファの背もたれに顔を伏せ、何故か悔しそうにじたばたしている。

A「あの・・・指?」

SJ「え!あ・・・っと・・・ほ、ほら!プレゼント?したくて!ほら、誕生月近いからなーって?思ってたし?」

あたふたしながら説明してくれたソクジンさん。
首まで真っ赤になってる・・・。



次々と出てくる新事実が、私の勘違いを物語っていた。


なんて勘違いを今まで・・・。

ソクジンさんにひどい事しちゃった・・・。


申し訳なくなって下を向いていると、ソクジンさんが私を優しく抱きしめた。



SJ「ごめんね?嫉妬させちゃうくらい不安にさせて。」


・・・へっ?


A「しっと?」

SJ「ん?スヨンさんと話してたからヤキモチ焼いたんじゃないの?」

A「あのモヤモヤしたり、イライラしたのは・・・嫉妬?」

SJ「まさか・・・気付いてなかったの?」


あれが・・・私の嫉妬の感情だったんだ・・・。



ソクジンさんは初めとは打って変わってご機嫌で、ニコニコしながら私を抱きしめたまま顔を覗き込んだ。


SJ「ホントに気付いてなかったの?ねぇ?」

A「・・・うるさいです///」

SJ「うそ?マジで?僕、嬉しかったのに!嫉妬されるほどAちゃんに好かれてるって!」

A「嬉しかったんですか?」

SJ「うん!しばらくAちゃんに無視されて、すごくへこんだよ?
なんで嫌われたのか見当もつかなったし…。
でも、今の話で嫉妬したんだって解ったら、嬉しくなっちゃって。」


よしよしって頭を撫でられ、抱きしめられるのも久しぶりでドキドキしてきた。


SJ「Aちゃんってホント鈍感さんだね!」

そこがかわい〜!って、頬ずりされた。

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作品ジャンル:恋愛
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あがしおん(プロフ) - 月花さん» こちらこそ、コメントありがとうございます!お気に召して頂けて嬉しい限りです! (2019年7月9日 21時) (レス) id: 97c4c54377 (このIDを非表示/違反報告)
月花(プロフ) - とっっってもステキなお話をありがとうございます!!!! (2019年7月9日 19時) (レス) id: a3ccf12d58 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - TERUさん» やはりww自分では読み手さんを泣かせる意図はなかったんですけど、こんな拙いお話で号泣していただけるとは!ジンさんってこういう感じ?っていうのが伝わったのなら大満足です! (2018年11月1日 21時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
TERU(プロフ) - そうです!昨夜から一気に読んで号泣です。主人公自分に置き換えて萌えたし、ジンさんならうん、たぶんそういうだろうな??ってツボりました。いい作品ありがとうございます (2018年11月1日 20時) (レス) id: 23215e75f2 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - TERUさん» コメントありがとうございます!目は腫れてませんか?寝不足になってませんか?もしかして一気読みされたんですか?ありがとうございます。お気に召していただけて嬉しいです! (2018年11月1日 10時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年6月8日 23時

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