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A自分の胸に手を当てて考えてみてください。


このメッセージを最後に、今、ソクジンさんを無視しています。



お付き合いを初めて数か月経ちますが、初めてのケンカです。


原因?



それは遡ること4日前───。



お昼休みの後に、クライアントの方がうちの会社にやって来た。


A「あ、いらっしゃいませ!どうされたんですか?」

?「探してる人がいるんですけどぉー」

A「担当の名前分かりますか?お呼び致しますのでこちらでお待ち頂けますか?」




この若い女性、派手な服装といい、話し方といい、営業してる感じじゃないんだよなぁ。




?「ええと・・・あ!ソクジンさぁーん」


ソクジン主任を見つけるや否や、飛び付く勢いでかけていく。



・・・ソクジンさんの・・・お客様?



SJ「あ、スミンさん?いらっしゃいませ!」

SM(スミン)「ソクジンさんにぃ、会いに来ましたぁ♪」

SJ「はは・・・ありがとうございます!で、誰に連れてきてもらったんですか?」

SM「えー?方向音痴の私が一人で来たんですよ!褒めてくださいよぉ〜♪」

SJ「へ〜!頑張ったじゃないですか!あ、とりあえずこちらにどうぞ。」


うちの課にある、申し訳程度の応接室へその人を連れて行った。


A「まー・・・仲がよろしい事で・・・。」

JM「Aさん?怖いですよ・・・。」


私の顔がそんなに怖かったのか、引きつって怯えているジミンちゃん。


TH「僕、ああいう女の子きらーい。」


頬杖をついてペンを上唇の上にのせて明らかに機嫌が悪そうなテヒョン。


NJ「Aちゃん、心配しなくても、相手はクライアント、お客様だから。」


ナムジュン課長の言い分は分かるけど・・・。
応接室で何を話してるのか、二人きりにしておいていいのか・・・。


そのうち私のイライラは絶頂を迎え・・・。


A「・・・お茶でも出してきます・・・。」

JM「やっ・・・止めといた方がいいんじゃ・・・。」

A「止めるなジミンちゃん・・・!イチャついてたらひっぱたいてやる!」

JM「誰をです?」

A「主任を!」

NJ「だから大丈夫だって・・・。」





課長とジミンちゃんが止めるのも聞かず、お茶を乗せたお盆片手に応接室へ向かった。

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作品ジャンル:恋愛
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あがしおん(プロフ) - 月花さん» こちらこそ、コメントありがとうございます!お気に召して頂けて嬉しい限りです! (2019年7月9日 21時) (レス) id: 97c4c54377 (このIDを非表示/違反報告)
月花(プロフ) - とっっってもステキなお話をありがとうございます!!!! (2019年7月9日 19時) (レス) id: a3ccf12d58 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - TERUさん» やはりww自分では読み手さんを泣かせる意図はなかったんですけど、こんな拙いお話で号泣していただけるとは!ジンさんってこういう感じ?っていうのが伝わったのなら大満足です! (2018年11月1日 21時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
TERU(プロフ) - そうです!昨夜から一気に読んで号泣です。主人公自分に置き換えて萌えたし、ジンさんならうん、たぶんそういうだろうな??ってツボりました。いい作品ありがとうございます (2018年11月1日 20時) (レス) id: 23215e75f2 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - TERUさん» コメントありがとうございます!目は腫れてませんか?寝不足になってませんか?もしかして一気読みされたんですか?ありがとうございます。お気に召していただけて嬉しいです! (2018年11月1日 10時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年6月8日 23時

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