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今日のランチの相手はジミンちゃんとホソク先輩。
主任とジョングク君は外回り後の書類作りでお昼返上で頑張るらしく、テヒョン君はそんなジョングク君のフォロー中(ジョングク君に拉致られた)。
A「課長は呼ばなくていいんですか?」
HS「ん?ナムジュニは他の部署の人と会議がてら昼食会だって。」
A「へー、めんどくさそう。」
HS「うちの課1つで持ってるわけじゃないからね。横の付き合いも大事さ。」
JM「やっぱ、めんどくさい……。」
HS「と・こ・ろ・で!」
ホソク先輩が私を捕まえんばかりに近づいてきた。
A「……はい?」
な、何?
HS「ジニヒョンとジョングギ、どっちと付き合うの?」
両手の指をキュッと組んで…なんてキラキラの瞳で私を見てくるのホソク先輩?
A「何で今その話を――」
HS「もうみんな気が気じゃないんだよ?で、どうなの?」
JM「僕はいつでもAさんの味方ですよ!」
……ジミンちゃんまでホソク先輩と同じポーズでユニゾンしてる……。
A「んー……。正直なところ、自分でもよく分からないの。」
JM「Aさんが誰を好きかってことですか?僕の見立てじゃ――っんんん〜〜!」
ホソク先輩に口を塞がれたジミンちゃん。
HS「どうしてわからないって思うの?」
A「好きって気持ちはどちらにも感じてるんです。あ、もちろんうちの課のみんなにもですよ?
……ただ、私が感じてる好きが、二人と同じものなのかがわからなくて。」
JM「それって、友達への好きなのか恋人への好きなのかってことですか?」
A「うーん。どちらも友達じゃない気がするの。でも、これが恋愛感情なのかって言われると……。」
HS「引っかかってる理由があるよね?それは何?」
A「……主任、かな。」
HS「ジニヒョンが引っかかってるの?」
A「……私、主任の事考えることが多くて。だって主任が私と距離を取るんですよ?
告白した当初はあんなに近かったのに。」
JM「ほうほう……。」
A「それに何かといろいろ比べちゃうんですよ、主任と。いけないんでしょうけど――。」
HS「ほうほう……。」
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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年5月12日 12時