79 ページ29
JK side
A「・・・まだ・・・わかんないや・・・。」
ヌナは俺が好きなのかどうかすら気づいてなくて。
てことは、ジニヒョンの事・・・?
JK「ねえ、Aヌナ?
どうやったら俺を好きになってくれる?
どうやったら俺だけ見てくれる?
どうしたら・・・俺、ジニヒョンを超えられる?」
本人は気付いてないかもしれないけど、俺にはAヌナの心の中に、ジニヒョンがいる様な気がしてならない。
それにAヌナが気づいてしまったら・・・どうなるんだろう?
それならジニヒョンへの気持ちに気付く前に・・・
俺は我慢していた衝動を少しだけ開放した。
・・・少しだけ。
JK「ずっと我慢してたんだけど、」
俺をもっと意識して欲しくて。
俺と同じ気持ちになって欲しくて。
俺はヌナの顔を上げ、初めてAヌナの唇を求めた。
キスをすると気持ちが昂ってしまう。
・・・もっと、ヌナが欲しい。
でも、やっぱり無理矢理は嫌だ。
ヌナを大切にしたい。
だから・・・
「・・・ヌナ・・・俺の事、早く好きになってよ・・・。」
393人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あがしおん | 作成日時:2018年5月12日 12時