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A「何だか昨日の夜からずっと謝りっぱなしですね。」
SJ「はは・・・そうみたいだね・・・。」
よかった。
いつもの照れ笑いを見せてくれた…。
SJ「あと・・・今朝はごめん。あんな事して。僕、余裕なさ過ぎた。
僕の気持ちに振り回されちゃってるよね。
・・・大人気なかったって反省してる。」
切なそうな目で苦笑いを浮かべたソクジン主任。
A「い…いえ…///」
SJ「・・・ユンギにはああ言ったけど、僕は答えを急がない事にしたよ。」
A「えっ?」
いつになく真剣な目で真っ直ぐ私を見据えた。
SJ「僕はAちゃんが好き。だけど、僕の一方的な気持ちと行動のせいでAちゃんが苦しむのは見たくない。
ジョングギともきちんと話して、Aちゃんが答えを見つけるまで待つよ。」
A「主任・・・。」
SJ「僕を選んでほしい気持ちは当然ある。でも、無理強いはしたくないんだ。」
A「…いつまで待つつもりなんですか?」
SJ「いつまでも!
待つのは得意なんだ。待ちすぎて相手に忘れられちゃうこともあるけどね。」
ニコッと笑ってみせた主任。
でも、その笑顔はやっぱりぎこちなかった。
・・・自虐が過ぎますよ・・・。
SJ「さ、戻ろう?みんなきっと心配してる。」
A「はい。」
ちゃんと考えよう。
二人を待たせちゃダメだ。
もうゆっくりしてられないと思う。
早く気づかなきゃ、私自身の気持ちに。
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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年5月12日 12時