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SJ「ごめん……こんなときに……くっ！」
主任のバカ……！
A「主任……ここから出たら、いくらでもしていいから……」
SJ「……A、ちゃん？」
A「だから……しんじゃやだ……」
死なないで――。
SJ「……泣かないで？このくらいで……僕を死なせ、ないでよ……。」
いつものように優しく微笑む主任の顔が涙で歪んで見える。
誰か……早く……！
――遠くから誰かの声が聞こえた気がした。
課長かも！
A「主任！課長来ましたよ！もうちょっとだから！」
SJ「う……ん……」
頭がゆっくり床に落ちる。
気を失っちゃう……！
A「主任！ソクジンさん！しっかりして！！」
SJ「……ん……」
主任の肩を叩くけど反応が鈍い。
私、主任に言わなきゃいけないことがあるのに……！
お願い！誰か！！
A「早く来てよ！誰か！！」
体重がじわじわかかる。
同時に息苦しさがじわりと増していく。
主任の意識が途切れそうなんだ！
外が一気に騒がしくなった。
バタバタと足音が大きくなり――
YG「A！ヒョン！来たぞ！」
NJ「二人とも！もう大丈夫だから！」
A「はぁっ！はぁっ！課長！ユンギオッパ！主任が……っ！はや……く！」
YG「もう助ける！頑張れ！」
少しずつ主任の体に被さる棚が取り払われる。
やがて主任の体が私の上から離された。
私は主任が運び出されたのを確認すると、そのまま意識を失った――。
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作品のジャンル：恋愛
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作者名：あがしおん
| 作成日時：2018年5月12日 12時
