好きな人は遠きにありて愛でるもの…だけど (ページ22)

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A「ジョングク君。来てたの？」

JK「はい、外回りからさっき帰ってきたところです。」

満面の笑みのジョングク君は、外回りから戻ってすぐ、テヒョンから私が食堂にいることを聞き出したらしかった。

JK「ヌナ、一緒にご飯食べましょ！・・・主任も一緒に。」

敵意むき出しで主任を睨まないの！

子供じゃないんだから・・・。

A「ジョングク君？私が主任と食べてたんだから、『ご一緒していいですか？』でしょ？」
JK「う…ごめんなさい…。・・・ご一緒してもいいですか？」
SJ「どーぞ！グガも何か持っておいで。」

ニコニコの主任。大人の余裕ってところ？

ところがジョングク君が昼食を選びに行っている間、
SJ「・・・また邪魔しにきた・・・。」
ずっとブツブツ言いながら拗ねていた主任。

あからさまに不機嫌にならないの！

子供じゃないんだから・・・。

A「主任、ジョングク君が邪魔だって顔に書いてありますよ？
主任がどうぞって言ったんだから、今更文句言わないでください。」
SJ「う…ごめんなさい…。以後気を付けます・・・。」

私の隣にトレー２枚分のお昼ご飯を並べ、ドカッと座るジョングク君。
ああ、おっきな子供が二人…。

A「ふふっ…可愛いｗ」
SJ＆JK「「何が？」」
A「っくふふふｗｗ」

声をそろえて私に尋ねるあたり、この二人、絶対気が合うんじゃないかと思う。