君だけのカフェラテを。【完】

♪ ページ6

(TH side)


夜。



結局、俺が押し切って、俺たちのバイト先の店にホソギヒョンを連行することに成功。



ホソギヒョンの店の前で待ちながら、スマホでミナと作戦会議。


「あ！ヒョン！早く行こ！」

…今のところは計画通りだ。にひひ♪

我ながらいい作戦だと思うよ？

きっとびっくりするだろうな！



ヒョンが仕事を終わらせて店の裏口から出てきた。


HS「バーに行ってどうするの？

僕、呑んだらどうなるか聞いたでしょ？」

「うん、知ってる！」

HS「じゃ…じゃあ…バイト中のAちゃんに会いに行くとか？」

「A、今日はミナと…あ、Aの幼馴染のね、その子と替わってもらってるから、休みですよ♪」

HS「・・・？僕が行く理由って・・・？」


…店に行く理由がわからない…って顔してるな、ヒョン♪

道すがら、何度かミナと現状報告。


あ、ユンギヒョンにいろいろ言いそびれてたや。

ま、いっか♪

「今日はとりあえず、俺と飯ってことでいいんじゃないですか？いひひ♪」

HS「はぁ…とりあえず…ねぇ。」



もうすぐ店に着く。

これは、Aとホソギヒョンにとって、とっても大事なことだからね？

俺、がんばっちゃうよ？


だって、二人には幸せになって欲しいんだもん♪




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