☆ ページ49
少しの圧迫感と体の怠さで、目を覚ました。
二人でそのまま抱き合って眠っていたようで、時計は真夜中を指していた。
ベッドの中の自分の姿と、隣で眠るホソクさんの姿を見て、さっきまでの事が夢じゃなかったんだって照れてしまった。
またホソクさんを風邪ひかせちゃまずいと思って、ホソクさんの肩を揺する。
「オッパ?起きてる?」
HS「ん・・・まだ起きたくない・・・」
わたしをぎゅっと抱きしめると、胸に顔を埋めて寝たふりするホソクさん。
「何か着よ?また風邪ひいちゃう。」
HS「んんー…Aと一緒に寝るからから平気…。」
目を瞑ったままのホソクさんが顔を擦り寄せて甘え声でわたしの背中をさわさわと撫でた。
いやいや、わたしも何も着てないんだよ?
「もうっ・・・あ・・・夕飯、食べるの忘れてたね・・・」
HS「そういえば、そうだったね・・・」
眠たそうな目でぼんやりわたしを見てる。
「おなか、空かない?」
起き上がろうとするわたしの顔を、自分の胸に寄せると髪を撫でながら囁いた。
HS「Aを堪能したからだいじょうぶ・・・」
堪能って・・・嬉しいような恥ずかしいような・・・。
HS「朝ご飯、期待してるね・・・おやすみ、A・・・」
私をぎゅっと抱きしめ直すと、すやすや寝息を立て始めた。
「・・・はいはいw おやすみ、オッパ・・・。」
風邪をひかせないように、掛け布団を肩まですっぽりとかけて、わたしも眠りについた。
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mayukanamatu281(プロフ) - ありがとうございます。探してみます。楽しそう。 (2020年8月19日 20時) (レス) id: 66d4af61b5 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - mayukanamatu281さん» コメントありがとうございます!パスについてはまずは「小瓶の使い魔のお部屋 4部屋目」のコメント欄にヒントがありますので、それを解くと分かります。もしわからない時にはボードorこみゅのメッセージからどうぞ! (2020年8月19日 18時) (レス) id: 7e5b19fe00 (このIDを非表示/違反報告)
mayukanamatu281(プロフ) - はじめまして。ホビたんが好きで読みました。とても面白かったです。少しずつ全作品、読んでいきます。パスワードはどのようにしたら、わかりますか? (2020年8月19日 18時) (レス) id: 66d4af61b5 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - armyamiさん» お気に召していただき、ありがとうございます。その他の作品もどうぞお楽しみいただければ幸いです! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
armyami - ほんとに最高でした! うちもホビペンなんでめっちゃドキドキしましたっ!他の作品も楽しみにしてます! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 2403182e1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年4月8日 17時