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エビフライをしっぽまできれいに食べていたテヒョンがようやく口を開いた。
TH「それはもう、誤解を解くに限るね。」
「と、言われましてもね?」
TH「テンパってて伝えたかったこと間違えた!って、言っちゃえばいいんじゃない?」
そう言うとチキンスープをごくごくと飲みだすテヒョン。
「…そう言って許してもらえるのはテテだけだと思いますが?」
「素直に謝るのが1番でしょー?」と、ミナが顔を出す。
「そういう雰囲気じゃなくなっちゃったから…何も言えなくなったんじゃない。」
MN「悪い雰囲気は打破するに限るのよ!」
「だから、どうやって…」
MN&TH「「告る!」」
…息ぴったりだな、お二人さんよ。
TH「はいここで質問です!」
テヒョンがビシッと手を挙げる。
MN「子供かよ。…5歳児かよ。はいどうぞ、テヒョン君?」
TH「Aは、ホソギヒョンの事、どう思ってるんですか?!」
「…それ、この前も聞いたじゃん。」
TH「いいから!どう思ってるの?」
「…好きだよ?」
TH「気持ちは変わってないんだよね?」
「変わってない…。けど、」
MN「けど?」
「自信なくなった…。いざとなったら適当なこと言って逃げるわたしが、ホソクさんに気持ち伝えてもいいものなのかなって…。」
TH「ふむふむ。」
「あの時、なんで恥ずかしくなったんだろうって…ちゃんと伝えるつもりでいたのに…。」
MN「好き過ぎて、テンパっただけでしょ?」
ミナがカシスジュースにストローを突っ込む。
TH「言葉にしちゃえば楽なのになー。考えてるうちは相手にはずっと気づかれないままだよ?
もしかしたら、好きって言ったら、Aの事、意識してくれるようになって、好き同士になれるかも知れないよ?」
「それは…そうだけど…」
MN「気持ち伝えて…ダメだったら、あたしたちが慰めてあげる!
ついでにユンギ先輩にも世話焼き爺ちゃんになってもらお!」
「いや、そこでユンギ先輩出してくるか?」
TH「だからさ!…」
突然テヒョンが立ち上がるとミナと一緒に個室を飛び出した。
間もなくテヒョンが戻ってくる。
TH「今から言おう!」
テヒョンの後ろには…
「えっ!」
ミナに背中を押されるホソクさんがいた。
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mayukanamatu281(プロフ) - ありがとうございます。探してみます。楽しそう。 (2020年8月19日 20時) (レス) id: 66d4af61b5 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - mayukanamatu281さん» コメントありがとうございます!パスについてはまずは「小瓶の使い魔のお部屋 4部屋目」のコメント欄にヒントがありますので、それを解くと分かります。もしわからない時にはボードorこみゅのメッセージからどうぞ! (2020年8月19日 18時) (レス) id: 7e5b19fe00 (このIDを非表示/違反報告)
mayukanamatu281(プロフ) - はじめまして。ホビたんが好きで読みました。とても面白かったです。少しずつ全作品、読んでいきます。パスワードはどのようにしたら、わかりますか? (2020年8月19日 18時) (レス) id: 66d4af61b5 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - armyamiさん» お気に召していただき、ありがとうございます。その他の作品もどうぞお楽しみいただければ幸いです! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
armyami - ほんとに最高でした! うちもホビペンなんでめっちゃドキドキしましたっ!他の作品も楽しみにしてます! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 2403182e1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年4月8日 17時