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「・・・そう・・・みたいですね。」
JN「…理由、聞いてないの？」
「…予想は出来ます。俺らに頼らないのはあいつなりの気遣いでしょう。」
JN「Aちゃんはもっとオッパたちを頼って欲しいよね〜？
・・・特にユンギはそうでしょ。」
カウンターの椅子に腰かけてくるくる回る。
「・・・はぁ？俺は面倒は御免ですよ。」
JN「ま！ダジャレ？ホントは頼られると超嬉しいくせに♪」
ケラケラ笑うジニヒョン。
「・・・/// うるさいです・・・。」
JN「ところで・・・ユンギはいつになったら自分に正直になるの？」
カウンターに肘をついて俺の顔をジロジロ見つめる。
「・・・何の事言ってんですか。」
JN「んー？僕の口から言わせたい？」
…ニヤニヤしやがって…
俺のイライラを視線に込める。
「…。」
JN「やー！そんなに睨むなよ！こわいこわい〜♪」
キャッキャと騒ぎながら厨房に逃げて行った。
・・・言えるわけがない。
毎度あんなに目を輝かせてあの野郎の話をしているあいつに。
それに・・・
あの日、あの野郎、相当酔ってたくせにあんなにAにくっついて俺の事を牽制しやがった。
どこに俺が入るスキがあるってんだよ・・・。
「…あれで付き合ってないとか…あり得ねぇんだけど…。」
JN「何があり得ないの？」
カウンターの向かいから顔をひょっこり出してニコニコしてるジニヒョン。
「うおあ！！びっくりした！」
JN「恋のお悩みなら、このヒョンにしてみないかい？話しだけでも聞いてあげるよ？」
「・・・。」
JN「ユンギさ、Aちゃんが好きでしょ？」
はぁ・・・この人は・・・。
JN「否定しないんだ。」
「・・・どうせ片思いですから、俺の。」
JN「Aちゃんに伝えるつもりはないの？」
「・・・ないですよ。言ったらあいつを混乱させるだけなんで。」
JN「ま、そうするしかないかもね・・・。Aちゃんってカフェの店員さん一筋って感じだしね〜。」
正直、複雑だった。
あいつの相手が俺ならばと、あの幸せそうな顔を俺だけのものにしたいと、何度思ったことか。
でも、あいつは俺なんか見てなくて。
告白する前にフラれたようなもんだ。
それに、思いを伝えたとして、その後の関係がぎくしゃくしてしまう事の方が怖かったのも事実。
俺は、臆病なだけだ。
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mayukanamatu281(プロフ) - ありがとうございます。探してみます。楽しそう。 (2020年8月19日 20時) (
レス) id: 66d4af61b5 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - mayukanamatu281さん» コメントありがとうございます！パスについてはまずは「小瓶の使い魔のお部屋 ４部屋目」のコメント欄にヒントがありますので、それを解くと分かります。もしわからない時にはボードorこみゅのメッセージからどうぞ！ (2020年8月19日 18時) (レス) id: 7e5b19fe00 (このIDを非表示/違反報告)
mayukanamatu281(プロフ) - はじめまして。ホビたんが好きで読みました。とても面白かったです。少しずつ全作品、読んでいきます。パスワードはどのようにしたら、わかりますか？ (2020年8月19日 18時) (レス) id: 66d4af61b5 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - armyamiさん» お気に召していただき、ありがとうございます。その他の作品もどうぞお楽しみいただければ幸いです！ (2018年7月27日 16時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
armyami - ほんとに最高でした！ うちもホビペンなんでめっちゃドキドキしましたっ！他の作品も楽しみにしてます！ (2018年7月27日 16時) (レス) id: 2403182e1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あがしおん
| 作成日時：2018年4月8日 17時
