You only caffe latte ページ26
結局ホソクさんは来た道を戻り、わたしを部屋に送り届けてくれた。
わたしの右手は、キスの後からずっとホソクさんに恋人繋ぎされたまま。
HS「A、もうお酒は俺と二人の時だけにしてね？」
「え？何でですか？」
やっぱりとんでもないことしちゃったんじゃ…？
HS「酔っぱらってあんなに可愛くなっちゃうところ、ほかの男の人に見せたくないから！」
「かっ・・・可愛いって・・・ホソクさんって、意外と独占欲強いですよね？」
HS「俺の彼女だからそれは当たり前でしょ。あと、敬語は無し！オッパって呼んでくれるとなお良いかな？」
俺の彼女・・・その響きにどれだけ憧れたことか。
…現実だわ。リアルだわ。これ。
「わかりま・・・わかった。じゃ、その代わり、わたしかナムジュンさんとの時だけ、お酒飲むようにしてね？オッパ。」
HS「わ・・・！Aが…俺の事、オッパって・・・！///」
火が付いたように顔を真っ赤にしてじたばた喜んでる。
・・・やっぱかわいい、ホソクさん、最高の癒しだわ…。
そういえば、いつの間にか一人称“俺”になってる。
・・・やっと素ののホソクさん見せてくれたんだね。
これからずっと見ていられるのかぁ。
「なんか・・・うれしい♪」
HS「ん？何が？」
「ふふ・・・何でもない！」
HS「ふーん？…そうだ！今日はカフェに来てくれるよね？」
昨日お店に来なかったから、とっても寂しかったんだと笑って話す。
たった１日行かなかっただけなのに。
２週間も行かなかった間はどれだけ寂しかったんだろうと、今更ながら心が痛む。
「行きま…行くけど…すぐには…。」
HS「うん、着替えとか済ませてからで構わないよ。俺も支度があるしゆっくりいいよ。」
やっぱり優しいな、ホソクさんは。
HS「…あ…やっぱり早く会いたいから、できるだけ急いで？お願い！」
右手を自分の顔の前で立ててウインクしておねだりとか…。
・・・かわいいなぁ、ちくしょう・・・///
「わかった！・・・じゃあ、行ったらいつもの、お願いしてもいい？」
HS「もちろん！ごちそうするよ。待ってるね・・・」
ホソクさんはにっこり笑うと、わたしの顎に指をかけ、優しく口づけを落とした。
愛しいAのために
甘い甘い
君だけのカフェラテを。
End
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 284人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mayukanamatu281(プロフ) - ありがとうございます。探してみます。楽しそう。 (2020年8月19日 20時) (
レス) id: 66d4af61b5 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - mayukanamatu281さん» コメントありがとうございます！パスについてはまずは「小瓶の使い魔のお部屋 ４部屋目」のコメント欄にヒントがありますので、それを解くと分かります。もしわからない時にはボードorこみゅのメッセージからどうぞ！ (2020年8月19日 18時) (レス) id: 7e5b19fe00 (このIDを非表示/違反報告)
mayukanamatu281(プロフ) - はじめまして。ホビたんが好きで読みました。とても面白かったです。少しずつ全作品、読んでいきます。パスワードはどのようにしたら、わかりますか？ (2020年8月19日 18時) (レス) id: 66d4af61b5 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - armyamiさん» お気に召していただき、ありがとうございます。その他の作品もどうぞお楽しみいただければ幸いです！ (2018年7月27日 16時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
armyami - ほんとに最高でした！ うちもホビペンなんでめっちゃドキドキしましたっ！他の作品も楽しみにしてます！ (2018年7月27日 16時) (レス) id: 2403182e1f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あがしおん
| 作成日時：2018年4月8日 17時
