君だけのカフェラテを。【完】

☆ ページ23

わたしと入れ替わりでホソクさんが顔を洗っている間に、
『…Aちゃんが二日酔いだといけないから、胃に優しいものを！』という理由で、二人分のおかゆの支度。

別にわたし、二日酔いにはなってないんだけどなぁ…。
…ホソクさんって、何だか発想がお母さんみたいｗ


HS「Aちゃんてさ、お酒、弱いんだね。」

おかゆをふぅふぅ冷ましながら尋ねてきた。

「弱いですよ・・・。」

HS「結局のところ、何杯飲んだの？」

「カルチュー２杯とカフェラテみたいなの…で３杯？」

HS「たった３杯であんなになるの？！」

そんなにびっくりするような乱れっぷりだったの？！
ヤバいじゃん…！

「わたし何したんですか？」

思い出し笑いでニヤニヤするホソクさん。

HS「んー…内緒♪」

「え゛何なに？ホント、何したんですか？わたし！教えてください！」

HS「そうだなぁ〜一言で言うなら、可愛かった、すごく！」

「はぁっ？！///」

ふふっと意地悪そうに笑ってる小悪魔なホソクさん。


何だよ…なんだか嬉しそうじゃん…。


マジでわたし何したんだよぉ…。

でも…
「・・・これでおあいこ…ですね？」

HS「え・・・。そう…だね…////」

わたしの言葉にはっとなり、照れ隠しのようにおかゆをかきこみ始めた。




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