約束を果たすため【wrwrd!】

約束 ページ10

鬱大先生side





今日は可愛らしい転校生が来た。



神崎Aちゃんだ。



嬉しいことにAちゃんは俺の席の後ろだった。




…だけど俺が特定の人にしか教えていない【大先生】という名前。



そして生徒会の俺の誘いを断る。



転校生でも俺が誘えばひょいひょいついてくる。





ut「なぁ。シッマ」




kn「なんや」





俺らはAちゃんが走り去った廊下をただ



呆然と見つめている。





ut「俺。初対面のAちゃんに【大先生】って言われたんやけどさ。

どう思う？」




kn「…奇遇やな。俺も初対面のあいつに【シッマ】って呼ばれたわ」





え？シッマも？





ut「…Aちゃんの元居た高校に俺知り合い居らんねんけどなー…

それなのにAちゃんは「聞いた」っつってたしな」




kn「じゃああいつは一方的に俺らを知ってるってことか？」




ut「他の女みたいに好意反応とかもなかった。

隠す女も居たけど目も俺に興味ない感じやったわ」




kn「それただ単にお前に興味ないだけやん」




ut「は？幾度もの女を落としてきた俺に対する侮辱か？お前」




kn「さぁーな」




ut「…Aちゃんって。

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一体なにもんなんやろうな」

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