約束を果たすため【wrwrd!】

約束 ページ43

次の日。



いつも通りシャオちゃんと学校に登校する。



シャオちゃんが自分の下駄箱を開けると…





ズザザザザザザッ…！





sha「あ！？またかよ！」




「うわ…シャオちゃん…なにその手紙の量…」




sha「いつものことや…」





シャオちゃんの下駄箱の中から出て来た



止めるところがハートだらけの手紙。



まぁそりゃあシャオちゃん生徒会だもんね。



そりゃモテルよ。




そう思いながら自分の下足を開ける。





パラッ…





「…ん？」





私の下駄箱からもなにか出て来た。



来たばっかのやつにラブレターなんてこないだろ。



と思い、手紙を開ける。





｛放課後。校舎裏へ来て｝





なんと。古典的な呼び出し。



文字的に男子ではなく女子。



紙が少ししわくちゃなので腹を立てながら書いた可能性。



私がその手紙を見つめながらボーっとしていると、





sha「あ！？A！なんやその手紙！」




「あ、やっべ」





シャオちゃんに見つかる。



いや別に見られて困る物ではないが





sha「【放課後。校舎裏に来て】だぁ？？

んなもん無視しろ無視！！

今日も生徒会の仕事あんねんやろ？

構ってる余裕はないって！！！」




「シャオちゃん。声大きい」





急いで口をふさぐシャオちゃん。



ここから見える下足のゴミ箱には大量の紙が詰め込まれていた。



…捨てたな。こいつ




取りあえず…女のことなら何でも分かる



大先生にでも相談しようか。

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