約束を果たすため【wrwrd!】

約束 ページ24

gr「まず一つ目。

我々国の総統、幹部の名前を教えてほしい」




「総統の名前は習ったでしょうに…」




gr「いいから」




「…総統は貴方様ですよ。グルッペン・フューラー様」





私がそう言うとグルッペンは驚いた表情する。





ut「え！？ほんとに総統やったん！？」




「えぇ。名前も今と一緒です。

それに、グルッペンさん。貴方はかなりの甘党でしょう。

前世でもそうでしたし」




gr「…俺の好きな物までわかっているのか。

…これは本物のようだな」





いやまだ信じてなかったんかい。



という言葉は心に留める。





ut「え！！じゃあ俺は！？」





食い気味に大先生が話題に入ってくる。



めっちゃ興味津々だ。





「貴方の名前は"鬱先生"。またの名を大先生と呼ばれていました。

重度の浮気癖があり、他の人からお金を借り、

それを全部女性に溶かしている。屑でしたね」




gr「おぉ。合っているじゃないか」




ut「ちょっと！？」




「大先生は我々国の幹部の一員でした。

遠距離隊の隊長を務めており、射撃は人一倍得意でしたね。

まぁ、ガバる時はガバッて【無能】と呼ばれていましたね」





まぁ実際の無能は私だけど。



大先生は「なんでや……」とか言いながら机に伏せていた。



一方のグルッペンは凄い目を輝かせていた。





gr「ということは生徒会の人間全員わかりそうだな！」




「…生徒会の人間が元幹部だとは限りませんが」




gr「大丈夫だろう！わからない奴がいたらいなかった！

とでもいえばいいだろう！また明日も呼び出すから

しっかりと来い」





明日もここに来なきゃいけないのか。



しかも生徒会全員がいる前で。



だけど来世になっても総統は総統。



ここは





「わかりました。ハイル・グルッペン」





素直に従っていないといけないんだ

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