約束を果たすため【wrwrd!】

約束 ページ41

shp「すみませんでした！！」





そう言って私に頭を下げるショッピ君。



角度は凄く綺麗な90度……



じゃなくて。



ショッピ君は前世の記憶を持っているの…？





「ショ、ショッピ君！頭あげて！」




shp「…前世ではひどいことをしました。

一応先輩なのにもう一人のクソ先輩より酷い扱いをしてしまって」




「だから大丈夫だって！！頭あげて…！」





ショッピ君は渋々と頭をあげてくれた。



…やっぱり背が高い。





「えっと……ショッピ君は前世の記憶を持っているの？」




shp「はい。というより前世のことを思い出したのは

中学2年生の時ですけど。中学も小学校もあのクソ先輩と一緒でした」




「そ、それは大変で……」





小学校から高校までコネシマと一緒だったのか。



それはさぞかし大変だっただろう。





shp「急に前世のことを思い出して……

中学2年の時からずっと先輩に謝らなきゃって思って……

ずっと探してました」





すると滅多に泣かないショッピ君の目に涙が溜まる。



…後輩が泣いているのはいい気分じゃない。





「ちょ、泣かないで！？」




shp「これが…泣かずにいれますか…？」




「え〜っ…！！て、てかショッピ君サッカー部でしょ！？

練習は行かなくていいの！？」




shp「この際行かなくていいっすよ……

試合まだまだ先ですし…」




「ダメだって！またシッマにドヤされるって！！

ハンカチ貸して上げるからこれで涙拭いて早く練習行って！！」


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ショッピ君は涙を拭いて練習に行ってしまった。



「終わるまで待っといてくださいね」と言われたので



ここでサッカー部鑑賞をする。



活き活きとしているシッマとそれを不機嫌そうにみるショッピ君。



…前世とまるで変わらない

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