約束を果たすため【wrwrd!】

約束 ページ31

「……落ち着いた？」




sha「…ありがとうな。A」





校舎内で泣き叫ばれたら普通に困るので



シャオちゃんを連れ近場の公園までやってきた。



幸いシャオちゃんは荷物も持っていていたので



シャオちゃんを支えるだけですんだ。





sha「A……ほんまにごめんな」




「ううん。大丈夫だよ。私はもう気にしていないし」




sha「Aが気にしてなくても俺が気にすんねん！！！

…俺らのせいでAは特攻隊で……」





シャオちゃんはまた涙を目に溜める。





「あーあー！！泣かないで泣かないで！？」




sha「…何回も泣いたら男らしくないもんな」





そう言ってシャオちゃんは目に溜まっている涙をふき取った。



すると______________





女「きゃー！！シャオロン様よ！！」




女「てか隣の女だれよ！！！」




女「ちょっと貴方！シャオロン様から離れなさい！！」





と学校の女子生徒がやってきた。



シャオちゃんの隣に座っていた私は無理やり腕を引っ張られ



地面に倒れ込む。





「うっ…！」




sha「A！！」




女「シャオロン様に近づこうなんて身の程知らずの女！」




女「シャオロン様に近づくのは御法度よ！！！」




女「このストーカー女！！」





ありとあらゆる暴言を浴びせられる。



…暴言を浴びるのは慣れているので大丈夫だ。



すると一人の女子生徒が私の足を蹴ってくる。





「だっ…！？」




女「二度と近づくんじゃないわよ！」




女「そうよそうよ！！」





一人の女子生徒が蹴り始めると



周りにいた2人も私を蹴り始める。



うん。素直に痛い。





sha「おい！！」





女子生徒の蹴りはシャオちゃんの一言によって



収まった。



シャオちゃん……？

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