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tn「…グルさん。酷い隈や。いい加減寝たらどうや」
gr「ふっ……人のことを言う暇があったらそういうトン氏も
布団に入って目を閉じたらどうだ。不眠不休で
書類をやり続けるのは体に毒だゾ」
tn「はっ…そう言っていつものように寒い星空の下で
いつまでもAの帰りを寝ずに待ってるグルさんも大概やけどな…」
gr「…Aはいつか帰ってくる。
そう俺は信じている」
tn「…そうか。どう吐いてもAが死"んだって言うことは
認める気はないんやな。グルさん」
その書記長。トントンの一言に
少し怒りを覚えるグルッペン。
gr「トントンは…Aが死"んだって信じているのか」
tn「…っ。俺だって信じたないわそんな話。
せやけど……こうでもせんと。再開した時にAと顔向けできへん…」
そう言って少し悲し気な顔をするトントン。
彼もまた彼女の死を受け入れることのできなかった人物の一人。
だが、こうやって彼女の死を受け入れようとすることで
必死になっている彼もまた愚かな者だった。
gr「…もういい。書類の提出は先延ばしにするよう頼んでおく」
tn「えっ」
gr「その代わり。俺とお前はしっかり休もうじゃないか。
これもAに会うための前準備だ」
そう言っておぼつかない足取りで総統室を出ようとするグルッペン。
その言葉を聞いたトントンは。
tn「…せやなぁ。これでAとまた会った時…
こんな隈だらけやったら格好がつかへんもんな」
そう小さくつぶやいてグルッペンの後に続くように
総統室を後にした。
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ゆん - 夢の中であった所泣きました。いいお話でした続きを楽しみにしております頑張ってください。 (2019年3月23日 7時) (
レス) id: a02a70e128 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 泣きました。このお話良かったです！これからも頑張ってください！Twitterも見させてもらいます！ (2019年3月23日 1時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：医科村 | 作者ホームページ：https://twitter.com/ikamura0214
作成日時：2019年3月22日 14時
