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「あたしも、ね？んと…
今二宮くんといる時間が幸せで
これが続けばいいなって思ってる、し。
えと、二宮くんのその目に映るのが…
あたしだけだったらなーって
ちょっと思ってる、よ？」
図々しいけどって笑いながら
恥ずかしさに俯いてた顔をあげると
そこには真剣な目の二宮くんがいた。
月を受けてキラキラ光るその瞳に
一瞬ひるんで言葉が詰まるけど
今止めるともう言えない気がして言葉を繋ぐ。
「だから、その、ね。
スタートの日？が、来たらいいなって思うし
そのためにもあたし受験、頑張るよ。
そしたらほら、お出かけとかもしようね！」
もっと言いたいことがある気もするけど。
「………A。」
「…は、い…っ」
名前を呼ぶ低い声がそれを阻んで
またあたしの身体は二宮くんに包まれた。
「もちょっとだけ。こうさせて。」
「……うん。」
遠くで車のタイヤ音がなる。
時々だれかしらの話し声もする。
けれどあたしの耳に入るのは
二宮くんの呼吸音だけだ。
ごくん。
と音が鳴った。
小さな唾をのみ込む音。
それが二宮くんの喉から聞こえて
似合わないな、なんて思った。
だって二宮くんはいつも落ち着いてて余裕で
緊張してる所なんてこれっぽっちも…
「…ね、A。」
「ん？」
「聞こえた？今の音。」
「…うん。聞こえた、かな。」
「…そりゃそうよね(笑)
しっかり音鳴ってたもんな。」
「うん。ふふっ」
「あーあ。せっかく平静装ってんのに。
かっこわりーの。ねぇ？」
「あは。でも安心したよ？」
「なんでよ。」
「二宮くんでも緊張するんだなって。」
「そりゃね。しますよ。」
「二宮くんがするんだったら
あたしが緊張するのは当たり前だし。
今すごい心臓がうるさくなってるの
バレたら恥ずかしいなって思ったけど…」
はっ、とすぐそばで二宮くんが笑って
かろうじて出ている首元のその場所が
ふわりと暖かい空気に包まれた。
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櫻宮 - 久しぶりの大量更新感謝ですm(_ _)m[友達以上恋人未満]な関係の二人。そして恐らく好きであろう潤くん。うわぁ、なんかカオス、(^^;)これからどうなるんだろ。続き楽しみです！ (2021年7月6日 8時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - なんだ。。知らなかったんだ。良かった笑笑...とりあえず年明けに全部撮り溜めしてたテレビ見ます。紅白で終わりなので凄く寂しいですが仕方のないこと。5人で戻って来ることを待ちましょう。大丈夫。まだ終わりじゃないよ。 (2020年12月29日 13時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - えっ大野さんあなたいつの間に。。(^-^;てことは潤くん大野さんのこと知ってる？？あーもーっ続き気になる！！ (2020年12月13日 17時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - お互い凄い強欲(爆)笑っちゃう笑笑更新楽しみです！ (2020年11月29日 16時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - ニノはどっちなんだ？よくわからんユミちゃんか夢主ちゃんなのか、、笑笑更新楽しみです！ (2020年11月14日 10時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でこぼこ | 作成日時：2020年8月29日 21時
