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「あ、もう…！」
「んふ、ぶっさいくなタコだなー。」
いつもの軽口に応戦しようと
下におろしたままだった腕を振りあげたら
その手首はパシンと反対の手に捕まった。
「このタコ、早く俺のもんになんないかな。」
セリフとは裏腹な優しい目で見つめられて
途端に挙動不審になったあたしを笑う。
あぁ、この目が好きだな、と思った。
唐突に「好き」を自覚した。
あたしを優しく見つめるその瞳の中に
自分を見つけられることが幸せだと思った。
そう思ってしまったら
この距離感がもどかしい気もするし
逆に近すぎるような気もしたりして
結局うまくは整理できないけど。
ただこの好きって気持ちを
大切にしたいな、とは思う。
すでにいつも通りの様子の二宮くんが
腕時計を覗き込んで一瞬目を見開いた。
「やば、10時ちょっと過ぎてる。
時間大丈夫？もう帰った方がいいよね。」
二宮くんがさっと立ち上がりかけたから
慌ててダウンの端っこを引っ張った。
「ん？」
「待って、あの…ね…！」
思わず先に手が動いたものの
言葉が出なくてもたついていたら
察した二宮くんが座り直してくれた。
「その、うまくは言えない、けど。」
やっと掴めた自分の気持ちを
二宮くんにも伝えたいなんて
そんな大胆なことを思えたのは
大晦日マジックなのかもしれない。
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櫻宮 - 久しぶりの大量更新感謝ですm(_ _)m[友達以上恋人未満]な関係の二人。そして恐らく好きであろう潤くん。うわぁ、なんかカオス、(^^;)これからどうなるんだろ。続き楽しみです！ (2021年7月6日 8時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - なんだ。。知らなかったんだ。良かった笑笑...とりあえず年明けに全部撮り溜めしてたテレビ見ます。紅白で終わりなので凄く寂しいですが仕方のないこと。5人で戻って来ることを待ちましょう。大丈夫。まだ終わりじゃないよ。 (2020年12月29日 13時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - えっ大野さんあなたいつの間に。。(^-^;てことは潤くん大野さんのこと知ってる？？あーもーっ続き気になる！！ (2020年12月13日 17時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - お互い凄い強欲(爆)笑っちゃう笑笑更新楽しみです！ (2020年11月29日 16時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - ニノはどっちなんだ？よくわからんユミちゃんか夢主ちゃんなのか、、笑笑更新楽しみです！ (2020年11月14日 10時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でこぼこ | 作成日時：2020年8月29日 21時
