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「あ、でも確か雅紀も風高なんだよね？
じゃあ二宮くんがいるから安心だね！」
「いやいや、ちょっと。そうなると問題よ？
俺がいない高校に行くかもしれない
今隣にいるこのお人よしはどうなるの！」
「ん？」
「変な男に付け込まれる！ってことでしょ？」
「え？あ、大丈夫だよ。モテないから(笑)」
「いやその自覚のなさがね。
二宮くんの心配は尽きませんよ。ったく。」
「あはは、大丈夫だよ。ありがとう(笑)
だから雅紀のことは面倒見てあげてね？」
「ま、貴方に言われなくても見ますけど。
………って言うかね。」
二宮くんの身体が急に動いたと思ったら
あっという間にあたしはその腕の中にいた。
「…そろそろやめようか。この話。」
あたしの身体に巻き付いた腕が
ぎゅうぎゅうと力を入れるから
いつの間にか向き合っていた2人の顔が
気付けば今にも触れそうなほど近くて。
早送りになる心臓が苦しい。
「ただでさえ貴重な時間なのに
あいつにくれてやるなんて勿体ない。」
くぐもったいつもより低いその声は
吐いた息と共にあたしの耳元へ届いた。
「他の男のこと考えてんじゃないよ。」
ぞわぞわぞわ。
肌が一斉に粟立つ。
二宮くんの色気スイッチはどこなんだろう。
いつもは隠し持ってるそれが一気に解放されると
あたしの身体のどこかがキュウウウと縮む。
パニックも相まって黙り込んでいると
腕を緩めた二宮くんがふっと笑った。
「なんてね、ジョーダンよ、ジョーダン。」
「…冗談…。」
「ん。忘れていいよ？ただの嫉妬。」
「…嫉妬、というのは、その、俗にいう…」
「うん？(笑)」
「ヤキモチ、とかいうやつでしょうか…」
「察してください。ってなんで敬語！」
んはっと二宮くんの声が暗闇に響いた。
「ま、ほんとはね？もっと言いたいけど。
あんまケジメないのもねって話でさ。
とりあえず受験だと思うわけ。一応。
あ、こっからは俺の独り言ね？」
少し顔を離した二宮くんは
ちらりと上目遣いであたしを見たあと
額と額をコツンと密着させ
はぁーっと静かに息を吐いた。
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櫻宮 - 久しぶりの大量更新感謝ですm(_ _)m[友達以上恋人未満]な関係の二人。そして恐らく好きであろう潤くん。うわぁ、なんかカオス、(^^;)これからどうなるんだろ。続き楽しみです！ (2021年7月6日 8時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - なんだ。。知らなかったんだ。良かった笑笑...とりあえず年明けに全部撮り溜めしてたテレビ見ます。紅白で終わりなので凄く寂しいですが仕方のないこと。5人で戻って来ることを待ちましょう。大丈夫。まだ終わりじゃないよ。 (2020年12月29日 13時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - えっ大野さんあなたいつの間に。。(^-^;てことは潤くん大野さんのこと知ってる？？あーもーっ続き気になる！！ (2020年12月13日 17時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - お互い凄い強欲(爆)笑っちゃう笑笑更新楽しみです！ (2020年11月29日 16時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - ニノはどっちなんだ？よくわからんユミちゃんか夢主ちゃんなのか、、笑笑更新楽しみです！ (2020年11月14日 10時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でこぼこ | 作成日時：2020年8月29日 21時
