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今日はホール出てないのかな？
きょろきょろと店内を見てみるけど
潤くんの姿は今のところ見当たらない。
まぁいっかと気を取り直して
とりあえず持ち帰り用のパンを選ぶことに。
どれもこれも美味しそうで
おまけに知らない間に新作が出てるし
なかなか選べず気付けばトレーがいっぱい…
あぁどうしよう。
グリッシーニも捨てがたい…！
えい、買っちゃえ！
大好きなそれをトレーの隙間に忍ばせる。
家族みんなで食べる分をってことで
お母さんから多めにお金を貰ってるから
気分はパンの大人買いだ。あー幸せ。
パン屋のバイトっていいな。
だって余ったら貰えたりするんだよね？
潤くんがすっごく羨ましい。
高校生になったらあたしもバイトしようかなぁ。
なんて考えながらも
目はまだ棚のパンを吟味してる。
…やっぱりあとちょっと追加しようかな。
いっぱいになったそのトレーを
レジの端に置かせてもらおうと思ったとき
ひょいっと横から手が伸びてきて
あたしからトレーごと取り上げた。
「あ、ありが……ぇえっ？！」
流れ的に絶対潤くんだと思ったあたしは
いっぱいだから持ってくれたんだなって
確認するより先にお礼の言葉が出たんだけど。
「んふふ。目ぇ、でっけぇの。」
あたしの前でふにゃふにゃ笑ってたのは
潤くんではなく大野くんだった。
「え？あれ？？」
当然潤くんだと思い込んでたあたしは
トレーをまさかの大野くんに任せっきりにしてて。
いや、たとえ潤くんだったからって
全面的に甘えるのはどうなのってなるけど
その話はとりあえず横に置いておくとして。
「あ、それ、ごめんね…！」
慌てて大野くんの方に手を伸ばすけど
ひょいっとかわされてしまった。
「Aちゃんさ、おっきくなりてぇの？」
「ん？おっきく…？？」
「めっちゃ食うやん。」
「めっちゃ……え！違うよ？！
これは家族みんなのだから！」
「そーなんか？」
「そ、そうだよ！ 当たり前じゃん！
さすがにこんなに食べれないからっ」
とんでもない容疑をかけられて
声が大きくなりそうなのを堪えつつ抗議。
「ほーかぁ？でも食ってもいいぞ？
いっぱい食う子はかわぇぇし……」
すっと細められた目に…嫌な予感。
「ちっとぐらい丸ぃ方が触りがいあっからな。」
「さわっっ…！！」
言葉が出ず目を白黒させるあたしを見て
大野くんはまたふにゃふにゃと笑った。
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櫻宮 - 久しぶりの大量更新感謝ですm(_ _)m[友達以上恋人未満]な関係の二人。そして恐らく好きであろう潤くん。うわぁ、なんかカオス、(^^;)これからどうなるんだろ。続き楽しみです！ (2021年7月6日 8時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - なんだ。。知らなかったんだ。良かった笑笑...とりあえず年明けに全部撮り溜めしてたテレビ見ます。紅白で終わりなので凄く寂しいですが仕方のないこと。5人で戻って来ることを待ちましょう。大丈夫。まだ終わりじゃないよ。 (2020年12月29日 13時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - えっ大野さんあなたいつの間に。。(^-^;てことは潤くん大野さんのこと知ってる？？あーもーっ続き気になる！！ (2020年12月13日 17時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - お互い凄い強欲(爆)笑っちゃう笑笑更新楽しみです！ (2020年11月29日 16時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - ニノはどっちなんだ？よくわからんユミちゃんか夢主ちゃんなのか、、笑笑更新楽しみです！ (2020年11月14日 10時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でこぼこ | 作成日時：2020年8月29日 21時
