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「もお。照れるからやめえや」
「運命の番、待ってて良かった」
さらっと、重いこと言うねんから。
けど、それは、俺のセリフやもん。
「俺も」
ちっちゃく呟いたら、
大毅くん、驚いたみたいで目をまん丸にした。
「へ？」
ほんま、子供みたいな可愛ええ顔してるねん。
それやのにな、誰より男らしい人。
俺の自慢の番。
「俺も、待ってて良かった。運命の番。
大毅くんに会うまでとっといて良かった」
恥ずかしいから早口になる。
「とも、今、なんて？」
「聞こえたやろ！」
自分から、首に腕回して、逞しい胸に顔埋めてく。
「ほんま、幸せで、ヤバい・・・」
耳元で甘い囁きが聞こえる。
この世界が敵だらけでも、
大毅くんさえいてくれたら。
もう何も怖くない・・・
水曜の朝。
安田室長には、
しばらくテレワークでええよって言われてたけど。
大毅くんと一緒に出勤。
営業車の助手席乗り込んですぐ。
大毅くんに聞いてみる。
「なあ、俺、ほんまに変な匂いさせてへん？」
不安やねん。
ヒート中なわけやし・・・
「だいじょぶ！
朝から、俺が独り占めして、おさめたから！」
「・・・」
何も言われへん。
ついさっきまでの甘い時間を思い出して、
ほっぺた熱なる。
「とも、思い出してんの？真っ赤やで！」
「うるさいの！」
「ほんま、可愛え、俺の番。
他の男寄せ付けへんように、
毎日いちゃつこな！」
「もお、ええから！遅刻するって！」
「あいあい」
会社の人らに見つからへんように、
俺だけ、駅裏の路地で、営業車降りて歩く。
それやのに、
大毅くん、車停めた後、途中まで迎えに来てくれてん。
甘やかされてることに慣れへんから、
ドキドキしてまう。
「ともが俺の番やって自慢したいなあ」
結構な音量で言うから、
思わず、周り見回してまうし。
「あかんで！黙っといて！」
「なんでやあ。
悪い虫がつかへんように、
俺のやって、印つけときたいぐらい」
「なっ、何言うてんのっ！」
襟で隠れた自分の首筋、触って、確かめる。
ここに、大毅くんの噛んだ痕が残ってるんや。
俺らが番やっていう証拠。
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fool(プロフ) - mikuniさん» mikuniさーん💕こちらも読んで下さってたのですね💕嬉しい〜😍赤緑くんたちはこのまま幸せに突き進むはず💕そして、青桃ちゃんが気になるコメ、たくさん頂き嬉しいびっくりです😍書けるかなとドキドキです。 (2022年10月25日 22時) (
レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
fool(プロフ) - こっこさん» いえいえ、こちらこそ貴重な妄想😍ありがとうございます〜💕 (2022年10月25日 22時) (レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
mikuni(プロフ) - 最近の連日の更新、めちゃくちゃ楽しみにしてます😊赤緑くん、婚約おめでとう！！青桃くんが出てきたので、二人の迎える未来がどういうのか想像しちゃってます🤭これからも、foolさんのペースでの更新をお待ちしてます💗 (2022年10月25日 21時) (レス) id: 49b71a1036 (このIDを非表示/違反報告)
こっこ(プロフ) - こんな妄想に優しくレスありがとうございます😭😭😭ぜひお待ちしてます😍←図々しい(笑)素敵な作品の数々を生み出すのは大変と思いますが主さまのペースで無理せずにお待ちしてます😌 (2022年10月25日 19時) (レス) id: a4b13bf62f (このIDを非表示/違反報告)
fool(プロフ) - こっこさん» こっこさーんの頭の中すごい〜✨可愛いでしょうね〜💕また浮かんだら是非是非教えて欲しいです〜💕たまに行き詰まるので…たまにではないか…💦素敵なシーンありがとうございます💕書けたらいいな〜 (2022年10月25日 19時) (レス) @page44 id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2022年9月21日 14時
