こんなの、私には出来ません！！2【usss】

出来ません59 ページ16

you side


少し心配だから起こしに行こうかな…

「ﾊｯﾊｯﾊｯ↑」
「ｱｯﾊｯﾊｯﾊｯ」

うらせんのお二人は楽しそう。
お正月だからいっぱい寝かしてあげたいけど…





コンコンコン

起きてるわけないので返事がないのは知ってたこと。とりあえず中に入る。

『志麻さん〜…志麻さん〜…』

「……ん…」

爆睡中。枕をぎゅっと抱きしめて寝てます。

『志麻さん……もう起きませんか』

「………んー…いや」

まだまだ寝たりないぞ、というように寝かえりをうって私に背中を向けた。

『お正月ですけど……もうそろそろ…』

ゆさゆさと志麻さんの肩を少しだけ揺らした。

「……いややって。まだ眠いもん」

『んん〜…』

絶対起きないよ〜…

『美味しいご飯頑張って作ったんです…、志麻さんに食べてほしいな…って』

いや…さすがにご飯では釣れないか。
志麻さんそんなに食いしん坊じゃないし。

「………んっ……じゃああと…１０分くらい……したら起きるわ」

釣れた

『…マジですか』


☆☆☆


さっきの展開に一番驚いている私がいる。


コンコンコン


うん知ってた。


『……坂田さ〜ん、朝ですよ〜』

「………」

私の声はきっと彼に届いてない。


『坂田さん、そろそろ起きませんか…？』

「んー、えび〜(?)」

えび？夢にえびでも出てきてるのかな？

『はいはいえびもありますよ〜(棒)』

「……ぅんんー」

少しモゾモゾしてきた。あと少し。

『美味しいご飯…頑張って作ったので早く坂田さんに食べてほしいです』

坂田さんは食べ物で釣れるタイプなので。あと多分今何か夢の中で食べてるでしょ。

「……んー…ほんまぁ……？」

『ほんまでーす』

「……ん、じゃあ起きるわぁ……」




１つだけ分かった。



この人達って食べ物を用意したら起きるんだ。


*〜*〜*〜*

お星様が赤になりました…！
いや…嬉しすぎます…
本っ当にありがとうございます！
嬉しい〜♪頑張りますね〜！

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