第8話 ページ10
Aside…
翌朝、ホームルーム前の教室で、隣に座る真緒くんと雑談に花を咲かせていた。
A「Trickstar…昨日は北斗くんは居なかったけど、凄かった…」
真緒「ははっ、そっか…ありがとな♪」
A「すっごいキラキラしてた…！同じ時間を生きてて、こんなに輝いてる人達がいる事に感動したよ！」
真緒「はいはい、分かったって…」
真緒くんは勢いに押されながら、少し恥ずかしそうにして興奮気味の俺をあしらった。
昨日の練習を見ていて、Trickstarとあんずとの絆を強く感じた。それもそうだろう。昨日、彼らから『革命』の話を聞いが、彼らがその革命を起こせたのもきっと、プロデューサーがあんずだったからだ。彼女だったからこそ、彼らの魅力を最大限に引き出したんだろうし彼らも、あんずと共に歩む事を決めたんだと思う。
A(もし仮にそれが俺だったら………。)
考えるまでもなく、革命なんて夢物語にしかならなかっただろう。
そう考えてしまうと不安がよぎる。
A(俺は…ここに居ても良いんだろうか？ここに俺の居場所は…あるんだろうか…？)
ただ、成り行きで来ただけの、生きる資格すら無いこの俺が、こんな輝かしい場所に居ても良いのだろうか。今も彼らのキラキラしたパフォーマンスが脳裏をよぎる。
A「本当に……凄かったなぁ…………」
真緒「…………。」
昼休みー
ザワザワ…
チラチラ…
コソコソ…
A「………ね、何か廊下…騒がしくない…？」
真緒「ん〜？そういや確かに…」
凛月「はぁ〜？どう考えても原因アンタじゃん…。騒がしくて眠れないから責任持って黙らせて来てよね〜…」
A「えっ俺？！！」
真緒(………お、れ？)
A「絶対違うって！！真緒くんじゃないの？？ほら、カッコイイし！！」
真緒「な、何かお前に面と向かってカッコイイって言われると恥ずかしいな……」
凛月「ちょっとま〜くん、何で顔赤くしてんの…」
真緒「してないっ！！」
A(…………？)
俺は取り敢えず、廊下の様子を見に行ってみる事にした。
「あの、ぼ、僕たちは会いに来ただけで…！！」
「そうなんだぜ！！友ちゃんが気になるって言うから着いてきただけなんだぜ！」
「お、おい余計な事言うなよ〜！」
A「原因はアレか…？」
.
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彩(プロフ) - wはい，頑張ってください (2020年8月27日 21時) (
レス) id: 7ef4eb4ee1 (このIDを非表示/違反報告)
洋燈（らんぷ）(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます♪よく眠れているようで良かったです笑大変励みになりました。頑張らせて頂きます！ (2020年8月27日 8時) (レス) id: 51b01a283f (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - コメ失礼します！！失礼ですが，続きが気にかなりすぎて夜しか寝れないので早く書いてください！！ (2020年8月26日 7時) (レス) id: 7ef4eb4ee1 (このIDを非表示/違反報告)
洋燈（らんぷ）(プロフ) - きららさん» コメントありがとうございます！私も個人的に俺っ子大好きなのでそう言って貰えて嬉しいです！！！更新マチマチになってしまっていますが頑張らせて頂きます♪ (2020年5月17日 3時) (レス) id: 51b01a283f (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - コメ失礼します…！夢主ちゃん俺っ子なのとか鈍感なの凄く好きです！体調に気をつけて自分のペースで更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月17日 3時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：洋燈 | 作成日時：2019年7月27日 23時
