第2話 ページ4
Aside…
あんず「あ、もう着いちゃった。ここがAちゃんの教室2-B！で、そっちが私のクラス！」
A(今一瞬残念そうな顔したな)
あんず「それじゃ、ホームルーム始まるから、また休み時間に来るね！」
え。
ブンブンと手を振りながらあんずは自分の教室へ入っていった。
え？
ここから1人？
パーティー解散？
ソロプレイ？
A(……まてまてまて！！！俺一人でこの教室のドアを開けろって言うのか？！ハードル高すぎだろ？こちとら万年ボッチだぞ！？)
椚「………。いつまで突っ立ってるんです？ホームルーム始めますよ。」
A「ッ！」
後ろから声を掛けて来たのは椚先生だった。
椚「さ、貴方の紹介をしますから教室に入りましょう。」
かなり驚いたが、俺は1人じゃなくなった事にホッとしながら、程よい緊張を胸に先生の後に続いて教室に入った。
先生に促され教壇に立ったは良いけど…。
率直に言う。
すっごく怖いッ！！！！
何なんだあの銀髪めっちゃ睨んでくるじゃん。
青髪の人は微笑んでるけど目が笑ってないし。
金髪の人の目は品定めされてるみたいで居心地悪すぎるし。
オッドアイの人…冷たい目にも程があるのでは。
あといかにも興味ないですの顔の黒髪。
A「あ、えっと…今日からお世話になります。緋岡 Aです。よろしくお願いします。」
…………。
沈黙。
帰りたい…………！
あんず！助けてくれ！！
椚「………コホン。で、では、緋岡さんの席はそこの窓際の空いている席です。」
先生のぎこちない指示で取り敢えずは教室の隅の席に座れた。ふと視線を感じて隣を見れば赤髪の男の子がこちらをじっと見ている。
A「えっ…と？」
「キミさ、あんずと会ったんだろ？」
A「…？会いました。」
質問の意図が分からないまま答える。
「どうだった？」
口調はとても穏やかなのに、何故か緊張する。自身を落ち着かせ、さっきまでのあんずとの時間を思い出す。
一言で表すなら、｢優しい人｣。けどあんずはそれだけじゃない。人の事をよく見てるなって思った。俺の緊張も見抜いて俺に合った接し方をしてくれてるように感じた。プロデューサーとしては必須のスキルなんだろう。実際、だから俺は同い年のあんずを先輩と喩えたんだ。
彼女の事はまだまだ知らない事の方が多いが、それでも感じた事を俺はありのまま言葉にして隣の彼に伝えていった。
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彩(プロフ) - wはい，頑張ってください (2020年8月27日 21時) (
レス) id: 7ef4eb4ee1 (このIDを非表示/違反報告)
洋燈（らんぷ）(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます♪よく眠れているようで良かったです笑大変励みになりました。頑張らせて頂きます！ (2020年8月27日 8時) (レス) id: 51b01a283f (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - コメ失礼します！！失礼ですが，続きが気にかなりすぎて夜しか寝れないので早く書いてください！！ (2020年8月26日 7時) (レス) id: 7ef4eb4ee1 (このIDを非表示/違反報告)
洋燈（らんぷ）(プロフ) - きららさん» コメントありがとうございます！私も個人的に俺っ子大好きなのでそう言って貰えて嬉しいです！！！更新マチマチになってしまっていますが頑張らせて頂きます♪ (2020年5月17日 3時) (レス) id: 51b01a283f (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - コメ失礼します…！夢主ちゃん俺っ子なのとか鈍感なの凄く好きです！体調に気をつけて自分のペースで更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月17日 3時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：洋燈 | 作成日時：2019年7月27日 23時
