SJ−妹溺愛主義−part8

アイコンタクト ページ44

イェソンside


あれから、Aは泣きやんだものの、一向に離してくれる気配が無かった

　

夜ご飯は２人だったから、Aにくっかれながら俺が料理作って…っていってもラーメンだけどｗ


２人で食べて、お鍋を片付けてから、
そのままぼーっとした時間を過ごしていたらAの電話が鳴った
　


ディスプレイにはKEYの表示


俺が出たらビックリしていたｗ

　

すぐにAに代わる


KEYは事情を知っているみたいだ


なにやら深刻そうだから、２人で話したいかなぁと思って席を外そうとしたのに、
Aが服を引っ張るから、そのまま隣に座って２人の会話を聞いた

　

すると突然リビングのドアが開く音が聞こえ、ヒチョルヒョンが入ってきた


Aが話しているのを聞いて、一瞬にして状況を把握したヒョンはAの携帯をとりあげる


ビックリしていると、今度は後ろからトゥギヒョンが携帯を奪ってリビングを出ていってしまった

　

唖然とするAと俺。。。

　

ヒチョル：「A、なにがあった？」


A：「………。」


ヒチョル：「みんな心配してるから素直に話せ」


A：「…わかった」

　

俺ってここに居てもいいのかな？


なんとなく離れようとしたけど、Aがパーカの裾を握っているから無理だし。

　

俺も聞いていいの？
　


ヒチョル：「ジョンスが戻ってきたら話してもらうからな」


A：「うん」


とはいったものの、肝心のトゥギヒョンがなかなか戻って来なくて、
その間にカンインヒョンとソンミンとウニョクとキボムとリョウクとキュヒョンが帰ってきた


リビングに元気よく入ってくるが、ただならぬ雰囲気に違和感を感じ、自然と黙るメンバー


アイコンタクトでリビングを離れようとする

　

ヒチョル：「着替えたら、戻ってきて」


ウニョク：「はいッ」


みんな機嫌が悪いヒチョルヒョンにだいぶビビっている様子


いきなりだもんな！


その気持ちは十分わかる
　


ってか、大勢いたらAも話しにくいだろうに…


どうなっちゃうんだろ？

　

ちょっとするとAの携帯を持ってトゥギヒョンが戻ってきた
　


はぁ。 こっちまでドキドキするな

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