SJ−妹溺愛主義−part7

待ち合わせ ページ47

ドンジュンside


夜、先生が歩いていったのを確認して部屋を出る


バレないかってドキドキするなぁ

　

もうすぐ待ち合わせ時間


Aちゃんとユイちゃんにはさっきメールしたから、そろそろ来ると思う

　

木の下で待っていると、最初に来たのはユイちゃんだった


周りには誰もいないけれど、思わず小声になる
　


ユイ：「Aはまだ？」


ドンジュン：「もうすぐだと思う」


ユイ：「A来たら帰るね」


ドンジュン：「うん」


そんな話をしていると、ホテルのドアに人影が映った


Aちゃんだ♪♪


手を振りながらこっちへ走ってくる
　


その瞬間、ユイちゃんに手を繋がれた


ビックリして横を向く


ユイ：「意地悪するんでしょ？ｗ」


ドンジュン：「そうだけど…」


ユイ：「大丈夫だよ！ A優しいから！」


ドンジュン：「だよね♪」


A：「おまたせ♪ ユイ？」


ユイ：「先に着いちゃったｗ」


A：「そうなんだ」


ドンジュン：「見つからないうちに早く行こ！」


A：「悪いけど、２人で行ってきて！」


ドンジュン：「なんで？」


A：「ジヨンが体調悪くて…」


ドンジュン：「そうなの？」


A：「うん。 あたし戻るね」


ユイ：「あたしがジヨンちゃんとこに行こうか？」


ドンジュン：「そうしてくれると嬉しいな」


A：「ううん。 大丈夫。 もう行くね」

　

足早に去ってしまったAちゃん

　

ユイ：「誤解させちゃったかな？」


どうしよう…と困った表情を浮かべるユイちゃん

　

こんなとき、どうしたらいいんだろ？

　

ジヨンちゃんが体調悪いんじゃ、無理にってわけにもいかないし


星は見たかったけど、諦めるか…

　

そのままユイちゃんと別れて部屋に戻った

嘘→←意地悪

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